エセガンダム好きとしては、はじめの前書き部分を読んで思いっきり舞い上がってしまう訳ですが、自分がガンダムの本を読んでいる訳ではないことをすぐに思い出さされます。
ガンダムのストーリーに従って進む訳ではないので、ガンダム好きには多少もの足りなさがありますが、あくまでもこれは経営工学を教える書籍であることを忘れてはいけません。
「ふむふむ、確かにこの理論はこの場面にぴったりだ」というところあり、「これはかなり無理があるなぁ」というところあり(それでも十分理論を理解するだけの比喩にはなっている)です。
その意味で、この展開であれば、中小企業診断士受験生で勉強をし始め、ちょっとつまづいている人たちにはぴったりです。特にガンダムがリアルタイムでわかる30代、40代にはいいと思います。
残念なのは、索引がないことです。できれば、ガンダム用語には索引をつけて欲しかったです。各ページに分散されていること自体は良いと思うのですが、ガンダム好きでないとわからないことがたくさんあり、これを読む途中で調べたいと思うからです。