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最も参考になったカスタマーレビュー
49 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私の愛読書,
By よみひと "ひとり" (この地) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀) (文庫)
この本は文庫版で出会って以来の人生の愛読書です。この本はガンジーがインド独立運動家達向け新聞に連載として書かれたコラム(?)を翻訳編集したものですがガンジーのメッセージは当時のインド国民ばかりではなく現代に生きる私たちの心を射抜く力をもっているようです。 テロと戦争に暗澹とした今だからこそガンジーの言葉は必要なのかもしれません。 気になった抜粋をひとつだけ・・・。 ----------- 私が他の宗教に対して寛容である事を覚えたのは、何も私が生ける神の実在を信じたからではなかった。しかしあるひとつの事--徳は一切の土台である。そして、真実はすべての徳の実体をなすという信念--は、私の心の中に深く根を下ろした。真実は私のただ一つの目標となった。それは日毎に荘厳さを加え始めた。そしてそれに関する定義もいよいよ広げられた。p53より
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
真実の大切さ,
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レビュー対象商品: ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀) (文庫)
ガンジーの生涯−1869年〜1948年−におけるインドの状況にあまり知識を持っていなかったため、通読後訳注を見ながら詳しく読んだ。その知識を持っている方が、よりガンジーの思想の変遷を理解できると思う。 たとえば、 ・東インド会社設立後、1857年のインド大反乱後1947年までイギリスに支配されていたこと、 ・カースト(身分)制が布かれていて、ブラフマナ(聖職者)、クシャトリア(武士)、ヴァイシャ(商人)、シュードラ(手工業者)の4つに分かれていたこと、 ・日本の方言以上に複雑な多くの言語があること、など。 学校で習ったに違いないが、思い出しながら読むと理解が深まった。 この本を読むと、ガンジーがインド、イギリス、南アフリカを往復して様々な人とふれあい、 弁護士を出発点として、どのように政治活動に関わっていき、非暴力運動を展開させていったかがわかる。 南アフリカでの人種差別運動によるインド人の抑圧やイギリス支配からの脱却を目指して、 自給自足を旨とした農園を作り、サッティヤーグラハ(真実の力)運動を起こしたのである。 その運動のためにどれだけ投獄されたかと思うと、驚きであった。 真実を貫くこと、それには精神の涵養が必要であり、その手段として肉体的な涵養も必要になってくることに、共感を持った。 ただ、これだけ自由があふれた日本において、当時は菜食主義や禁欲主義で実践していたものをどのように実践するかは考えさせられる。 読み終わって思うのは、ガンジーの思想は、ガンジーにとって至極当たり前だったのではないか、ということ。 なぜなら、文章が淡々としていていかにも考えの赴くままに行動していたと感ぜられるからだ。 本書には、なにか奇抜なことやわくわくさせられることはあまりないが、いろいろと考えさせられるものが詰まっていると思う。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最高の自伝のひとつ,
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レビュー対象商品: ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀) (文庫)
まず、ガンジーというと、インド綿をまとって、非暴力を提唱したというイメージがありますが、彼が英国紳士のいでたちをしていたこと(11章)、初期の活動のうち17年は南アフリカであったこと(第三部)など、意外に知られていないことが多くで驚きます。 特に、第三部と四部の南アフリカでの経験は、いかに彼が、後に知られる、無抵抗、非不服従と、質素な生活の思想を培っていったかがわかって興味深いです。ヒンズーを土台とした彼がいかにキリストとイスラムの思想に触れていったかもわかります。この本は読んでそのまま教訓を得るというよりは、さまざまな課題を考えるきっかけとなる本だと思います。 非殺生を唱えながら、英国の徴兵に応じて、民衆から強烈に突っ込まれるところ(75章)、 非不服従を唱える民衆がただの、暴徒化するところ(73章)、徹底的な菜食を通して死にそうになるところ(76章)など、現実に安易な解答というのはないってことを考えさせられます。 特に栄養学に関するくだりは、私にはかなり受け入れがたいところが多かったです。 それにもかかわらず、全編を通じて、自分と考えを異にする相手と、議論はするが、思いやりと尊敬を必ず示し、侮辱や挑発にけっして仕返しをしないところなど、今の社会問題の解決のヒントになることが多いと思いました。 余談ですが、他に私が好きな自伝に、福沢諭吉とベンジャミンフランクリン(共に岩波文庫)がありますが、彼らとガンジーに共通しているのは、若いときに新聞の発行とコラムの執筆にかかわったってところで、そういった経験が彼らの思想と文筆力を養ったのだろうかと興味深く思いました。
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5つ星のうち 5.0
いまに生きる思想と実践
じぶんの生き方を振り返りながら、読みました。 2009年。経済と世界が混迷するなかで、... 続きを読む
投稿日: 2009/6/27 投稿者: ひかりごけ
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