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しかし書かれてあることはアメリカ的な医療観ではないでしょうか。たとえば治療の中心に当たる「医療チーム」なる概念が残念ながら日本には存在しません。本当の意味でのインフォームドコンセントが実現できていない日本では医者の一方通行の告知や宣告ぐらいしか頭に浮かばないでしょう。また、患者の心得として十分な説得力を持つ内容がたくさんありますが、かなり高度な精神修養を要求しているし日本ではすべての項目の実行は不可能でしょう。悲しいが現実です。
なお、本書に関してちょっと苦言。字が大きくページ数の少ない書籍ですが、翻訳が直訳的なため言い回しが複雑で理解しにくいところがあります。患者の行うべき行動や心の持ち方が哲学的高みにないと、ガン克服が実現できないような誤解を生みそうです。
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