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ガン×スクール=パラダイス! (集英社スーパーダッシュ文庫)
 
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ガン×スクール=パラダイス! (集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫]

穂邑 正裕 , 久坂 宗次
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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内容説明

優勝者には校則を一つだけ書き換えられる権利を与える! 年に一度ガン・サバイバルゲームが行われる風来高校。藤山晃太は幼なじみの少女・美久のため、銃を手に取る! 恋する少年、がんばります!! 第6回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)

年に1度(ガンスター)と呼ばれるガン・サバイバルゲームが行われる風来高校。その当日、幼なじみの羽田村美久に学校を辞めると告白された藤山晃太は考える。学校を面白くすれば、美久は辞めないはず!そして少年は少女のため、銃を手に取る。第6回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞作。

登録情報

  • 文庫: 312ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/9/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4086303779
  • ISBN-13: 978-4086303774
  • 発売日: 2007/9/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 588,869位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この小説を一言で簡単に説明するなら、とりあえず人が死なないソフトなバトルロワイアル…と言ったところです
突然学校を辞めると告白して来たヒロインを引き止める為に主人公は銃を手に取り優勝を目指すというのが大筋の流れです
サバイバルゲームの延長線上になり立っているようなストーリーで、やたら戦術的だったりシリアスな展開はあまりなく、基本的には砕けた展開を勢いよく引っ張っていくようなストーリー展開で娯楽作として十分楽しめます♪
「まぁそうなるよな」という予測通りの結末に不満が残る人も多いようですが、個人的には下手に凝った結末にして最後でグダグダ…というパターンになるより断然良いし、この小説はこの結末でありだと思います
何より、物語のラストを飾るイラストで描かれるヒロインの表情が良かったです♪
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
藤山晃太は幼なじみの羽田村美久に学校を辞めることを告げられる。
晃太は学校を面白くすれば美久も辞めないはずと、風来高校が年に一度行う(ガンスター)と呼ばれるガン・サバイバルゲームの優勝を目指すことに。
優勝者に与えられる校則をひとつ変える権利を得るために、少年は銃を手にとる。

今回の作品のラスト、ネタバレになるので書けないが……個人的には不満だった。
あそこまで引っ張っといて、「おい、それかよ! つうか今までの戦いは……」という結末になんとも言えない気持ちになった。
それでもラストがああなるのが物語として自然な流れというのは理解できる。
理解できるだけに、予想もしない隠し球的な何かを求めてしまったのかもしれない。

ダブり(電波)・渡辺。 番長・築地。 WINNER・雪村静。 等等、脇を固める面々は正直レベルが高い。
これだけの脇を固められる力があり、主人公とヒロインもそれぞれ魅力があるのに、なんでラストであんなまとめをしてしまったのか。
これは私だけの感想かもしれませんが、読者として読みたかったラストと著者として書きたかったラストが食い違っているような気がするのですが。
一読者としてはルールに則ったラストがみたかった。
何のための風来高校<ガンスター>ルールなのだろうか……。

ウダウダ言ってますが、個人的には好きな、とても好きな作品です。
私の不満ももし二巻が出ることになれば、なんらかの解決をみせるかもしれませんし。
それに地の文は努力でどうにかなると思いますが、読み手を楽しませることのできる会話文を書けるこの作家さんの今後を注目したいです。
ですから内容は星三つ、個人的に期待している部分からプラス星一つです。
買っても損にはなりません、本屋でその手にとってみてもらえばわかってもらえるはずです。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
スーパーダッシュ文庫の新人賞には奇妙な作品が多いが、それらに共通して言えることは、ハイレベルな「隠れた名作」が多いということだ。
特に「大賞」などより「佳作」がいい。投稿可能な枚数が多いせいか編集長の趣味なのか、大賞は大作が受賞する傾向があるが、「佳作」あたりだと「軽く読ませる」作品が出てくる。
本作も、そんな「佳作」の一つだが、個人的には「大賞」よりも面白い「名作」だった。

一読してわかるとおり、これは「バトルロワイヤル」を強烈に意識している。
また、キャラクターの中にも、既存の作品からインスパイアされたキャラが多いように思える。ようするに「パロディー」をやっている作品だ。

しかし、そういう細かいことは置いておこう。どうでもいいのだ、そんなことは。
大事なのは、この作品が「310ページかけて学校を舞台に高校生がドンパチする話」であることだ。おもしろそうじゃないか。
もう、頭をカラッポにして読むべきだ。「なんでそんなことしてるの?」なんて思っちゃいけない。やるといったらやる。「そうか、わかった」と頷いて楽しむ。それが正しい読み方だ。

自分の手の届かない場所に行ってしまいそうな幼馴染を引き止めるために主人公は戦う。他のキャラクターたちも、ほしい物のために戦う。動機が単純で、だからこそ強烈で、だからこそキャラも立っている。
無限教団、生徒会、教職員、そして女子高生トップブリーダー田中真美・・・どの勢力も自己の欲望の実現のために相手を擂り潰すことしか考えていない。だからこそ、その対立が面白い。
そしてそれらの対立を、作者は破綻無く読ませてくれる。

ラストの展開は批判もあるだろうが、批判してはいけない。受け入れるのだ。何度も読むと「このグダグダがいい」となってくる。
それに、最後の最後は普通に良かったと思う。

よくまあこんな話を300ページそこそこでまとめ上げ、おまけに読んで疲れないような話にできたなあと、ただただ感嘆するばかりだ。

イラストもいい。
表紙もキャッチーだし、口絵のキャラクターたちはこちらの想像をMAXまで掻き立ててくれる。幼い主人公とヒロインが神社の前で手をつないでいるイラストなど、最後まで読んでもう一度みると涙が出てくる。

物語に没頭し、楽しみ、燃え尽きるための作品がここにある。
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