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ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (ちくま文庫)
 
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ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (ちくま文庫) [文庫]

フランソワ ラブレー , Francois Rabeleis , 宮下 志朗
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

フランス・ルネサンス文学を代表する作家フランソワ・ラブレーの傑作大長編、待望の新訳版。この巻では、巨人王ガルガンチュアの誕生・成長と冒険の数々、さらに戦争とその顛末が、笑いと風刺を織り込んだ密度の高い文体によって描き出されてゆく。現代的センスあふれる清新な訳文から、不朽の物語の爆発的な面白さと輝かしい感動が楽しく伝わってくる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ラブレー,フランソワ
1483?‐1553。フランスの作家・医師。モンテーニュとともに16世紀フランスを代表する文学者。トゥーレーヌ地方シノンに、弁護士の末子として生まれる。フランチェスコ会修道院に修道士として起居し、哲学・神学を学ぶかたわらギリシャ語を独習。1528年ごろパリに上る。30年秋、モンプリエ大学医学部に登録。32年にリヨン市立病院に勤務、医師・古典学者として第一歩を踏み出す

宮下 志朗
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(言語情報科学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 508ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/01)
  • ISBN-10: 448042055X
  • ISBN-13: 978-4480420558
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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53 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 暖炉
形式:文庫
 我が国においてラブレーと渡辺一夫はほとんど切っても切れない関係にある。ラブレーといえば第一に渡辺一夫。渡辺一夫といえばラブレー。渡辺一夫は、和漢古典の豊富な学殖をもって、ラブレーの諧謔を余すところなく伝えた。渡辺一夫のラブレー翻訳は日本翻訳史上の金字塔である。しかし、渡辺の訳は難しい漢語を用いたりして、学識ないものを突き放してしまっている所がないではない。

 かくなる現状で、新訳をたたきだした宮下氏の意義は、はたして大きい。氏のラブレーはとにかく読みやすく親しみやすい。私のごとき浅学には、渡辺訳よりも却ってラブレーの文章が生き生きして見えた。とにかく可笑しく、面白い。笑う。ラブレーって面白いな。そう思うことが出来た。

 渡辺訳と宮下訳の学術的な、また文学的な優劣は私には絶対につけられない。しかし宮下訳の現代的意義、これは絶対にある。
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32 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
あまりにも「渡辺一夫氏の翻訳」というイメージが固まってしまっている本作の新訳に臨んだだけでも表彰状ものだと思います。本屋で見て驚きましたもの。おかげでこれから当分は楽しみが続きます。
このレビューは参考になりましたか?
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:文庫
 第五の書の翻訳がようやく完成したようなので、この第一の書から読み出した次第。
 
 時は、ハプスブルク家のカール5世とヴァロア家のフランソワ1世がイタリアをめぐって争いをしていたころのお話。
 
 「うんち之助に、びちぐそくん、ぶう太郎に、糞野まみれちゃん、きみたちのきたないうんこが、ぼたぼたと、ぼくらの上に、落ちてくる。ばっちくて、うんこだらけの、おもらし野郎、あんたの穴がなにもかも ぱかんとお口を開けたのに、ふかずに退散するなんて、聖アントニウス熱で焼けちまえ!」

 いいね、この言葉遊びの巧みさ、旧渡辺訳にはない現代言語の感覚!

 前半はこんなうんこ話とおもらし、おなら騒動が続くけど、田舎者同士の小競り合いが発端となったピクロコル戦争あたりから、話は急に真面目になってくる、なんでやねん!って感じ。でもそこはそれご愛嬌で、戦争に勝てば、これまた阿保な話がくりかえされるので、ひと安心・・・・

 修道女と姦淫した者は、勃起したまま死ぬという当時の都市伝説・・・・
 女子修道院に入れられるのは、片目か、びっこか、せむしか、ブスか、できそこないか、狂女か、くるくるぱあか、不具者か、奇形と相場は決まっていた・・・・・と、もう言いたい放題!

 で、これだけ言いたいことを言ったからかどうか、最後は罪滅ぼしにバカでかい修道院を造っちまうんだな、このガルガンチュアという男は。
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