コラムニストとカリスマCMプランナーの日経ビジネスOnLine上での対談連載、“人生の諸問題”の単行本化
第二弾。『人生2割がちょうどいい』の続編です。
Web上では、“人生の諸問題”シーズン3が継続中です。
本書や『人生2割がちょうどいい』で、岡康道氏のファンになられた方(含む私)は、Web上の連載もお勧め
ですよ。Webでは、ご両人の写真が豊富で、も〜あまりのダンディっぷりというか格好良さにシビれます。
もちろん外見だけではなく、本書に収められた語りの内容にも、シビれっぱなしです。おっさん化してからの
ラグビー・チーム結成話など、そういった仲間がいること(でもドラマみたいな綺麗なスッキリした仲間というわけ
でもないことまで含めて)自体、非常にシビれます。
具体的に自分の状況へ適用できたり、自分の問題への解決法を得たりはできないけれど、ご両人の語り
から、“なんか大丈夫かも” みたいな根拠のない安心が得られます。ってか、読んでいるうちに自分が笑顔
になっていることが自覚できる。
すばらしいです。
前書で、その交通整理ぶりが秀逸だったコーディネーター女史、相変わらず対談の筋を外さない交通整理
ぶりに加え、本書では、ところどころ的確なツッコミを入れ、それがために、ご両人の意図しないボケが際立つ
仕上がりになっており、技が磨かれています。
蛇足で私の偏見をひとつ。
本書にゲストとして内田樹氏が参加する番外編が収録されています。
いつもの調子で、衒学的な知識披露で相手を圧倒しにかかってからのヨイショへの切り替えという内田氏の
流れが、サクッとスルーされ、内田氏の対談では非常にめずらしく、ほとんど内田氏が “自分の話しをさせて
もらえない” 様子には、小田嶋氏の厚みを感じた次第。
いや、私の偏見ですけれども。