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ガラスの宮殿 (新潮クレスト・ブックス)
 
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ガラスの宮殿 (新潮クレスト・ブックス) [単行本]

アミタヴ ゴーシュ , Amitav Ghosh , 小沢 自然 , 小野 正嗣
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

悠然たる語り、意外すぎる結末。世界的名声を誇る作家の代表作、ついに邦訳。
ビルマ最後の王都陥落――英軍が侵攻する古都の混乱のなか、幼き孤児と侍女は偶然出会った。そして、彼らの生と交錯するインド人エリート官僚の美しき妻。世界屈指のストーリーテラーが魔法のように紡ぎだす運命の恋のゆくえ、遍在する死の悲劇と20世紀の激動。全英50万部突破、各賞受賞の世界的ベストセラー、日本上陸。

内容(「BOOK」データベースより)

19世紀末、ビルマ最後の王朝が滅びようとするなか、インド人孤児ラージクマールとビルマ宮廷の侍女ドリーが出会う。あまりに幼すぎる11歳と10歳―。ラージクマールは無一文から成功を目指し、ドリーはインドへと追放された王家に献身的に仕える。やがてインド人エリート官僚の妻とドリーとの邂逅が、ふたりを再会へと導くが…。歴史の奔流にもまれながら必死で生きる三人の姿、彼らの子や孫が織りなす死と恋の綾模様、結末に至って明かされる意外な語り手。100年以上もの時の流れを、魔法のような語り口で描ききり、高い文学的評価とともに世界的ベストセラーとなった名作。世界屈指のストーリーテラーが魔法のように紡ぎだす、運命の恋のゆくえ、偏在する死の悲劇と20世紀の激動。

登録情報

  • 単行本: 638ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/10)
  • ISBN-10: 4105900625
  • ISBN-13: 978-4105900625
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.6 x 4.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 275,165位 (本のベストセラーを見る)
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By ys1001
形式:単行本
ビルマ王家の侍女ドリー、インドの孤児ラージクマールのビルマでの運命的な出会いと20年以上たってのインドでの再会。そして、運命的な再会をアレンジするドリーの親友、インド人官僚の妻ウマ。この3者と、その家族、子、孫までが入り交じっての大河ドラマ。最初は、ドリーとラージクマールの恋物語りかと思っていたが、、、。
この本を通じて、ビルマ王家がイギリスに追われ、インドに亡命したこと、そして、最近のアウンサンスーチーさんまでの流れまで、初めて知ったかもしれない。私は、ビルマは、”ビルマの竪琴”に描かれたことくらいしか知らなかった。3人と彼らの家族の生死、生活が、ビルマの現代史を語っている。この本の主役は、”ビルマというか、ミャンマー”そのものだと思う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ビルマについては、仏教国で、素敵なパゴダがあって、昔日本が侵略して、英領で、程度しか知識がなかった。「ビルマの竪琴」も、あまりビルマ自体のイメージを描き立ててはくれなかったと思う。

本書は、エイミ・タンの一連の著書が、我々に現代中国の人々がどう生き、悲惨な境遇を克服し、あるいは打ちのめされ、亡命し、現在に至ったか、その過程で日本がどんな役割を演じたかを、教科書では分からない個人史、物語りを通じた一種の歴史書として目を開かせてくれるように、20世紀のビルマの歴史について、英国支配について、滅ぼされた王家について、インドから労働力としてもたらされた移民について、少数民族について、民主化について、はたまたマンダレー、ラングーンがどんな町だったかを、分かりやすく教えてくれる。圧倒的に面白い。日本の侵略が、アジアの英国支配のしくみを根底から壊し、今に通じる政治的な大混乱に導いていく過程が語られる。

我々にとってビルマは遠い国だったのだが、彼らにとっては日本とはどんな存在なんだろう?
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By
形式:単行本
インドとビルマを重点に、東南アジアの激動の20世紀史を何組かの登場人物の営みに託して描いた壮大なサーガ。当時の同地域では当たり前のように起こっていた思われる戦乱を巧みに描いて圧倒的迫力の小説で、読んでいるだけで登場人物が体験している状況を追体験してしまうぐらいの筆さばきには真面目に圧倒されてしまいます。登場人物も血肉の通った存在感で実在したかと見紛うくらいの感じを受けました。当時の日本軍の侵略も少しですが描かれていてとても興味深かったです。
「ガラスの宮殿」というタイトルは戦争、革命、クーデター等で絶えず混乱していて脆く儚いガラス細工のようなアジア諸国の隠喩ではないかと思いました。

登場人物が多すぎて頭の中でうまく交通整理ができなくて、最後の意外性が堪能できなかったことが、残念な所の1つ(でも、現代文学で最後に突然「アレ」がでてきて物語を総括するのはよくありますよね)。しょうがないのでもう1回読みます。そうすると3回目ですがそれだけ読む価値のある小説だと思います。装丁も美しくて感動しました。この小説気に入った人におススメな映画が「ラングーンを超えて」。凄い迫力のビルマ(ミァンマー)の戦争映画です。
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