サウンドトラックCD付き絵本、とのことで、
MusicVideo版を補完する絵本なんだろうなと期待したのですが、
ほぼMusicVideoで使われた絵に「ガラクタ姫とアポストロフ」の歌詞を散りばめた
そんな「絵本もどき」だったのが率直な感想。
一応、最初のページにMusicVideoになかったガラクタ姫(コロン)について
語る部分が設けられているが、新要素といえる部分はそれくらい。
絵本として一応見れるがMusicVideo版の方が遙かにクオリティが高いため、
わざわざそれ目的で買うものではない。
たとえMusicVideoが無かったとしても、文章部分が歌詞なので物語を綴る詩として弱く、
抽象的な雰囲気を醸し出すだけに留まり、「絵本」として純粋にストーリーを
楽しむのが難しい物となっていると言わざる得ない。
紙媒体でMusicVideoで映された絵を見るという目的もあるが、
MusicVideoで使われていてこちらに載っていない絵はけっこうある。
というか、MusicVideoに無かったイラストは
アポストロフが反撃するシーンを描いた1枚のみ。
絵を楽しむのに買うのもやや残念な量だ。
サントラに関しては、いつものささくれクオリティ。
「コロンのテーマ」と「歯車はカタカタと廻り」は、
ガラクタ姫とアポストロフをそれぞれ表した曲のように思え、
実によかった。MusicVideo版の雰囲気を補足できた気がする。
一番の収穫はやはりサントラのほうにあると思われる。
個人的な総評として、
●サントラ目的で買いたい人向け
絵本自体に目新しい要素はほとんど無いので、
それは期待しないほうがいい。