大阪から産休教師として上京した桜木先生(堂本)が朝倉先生(竹内)の実家であるラーメン屋ゴクウに下宿するところからドラマが始まる。そういう意味では堂本と竹内の恋愛ドラマなのだが、いわゆる濡れ場は一切ない。毎回夫婦漫才よろしく堂本と竹内の掛け合いが楽しい。竹内が出演するドラマは数多くあるが、このドラマは竹内のいい意味で素の魅力にあふれている気がする。最終回で竹内が「告る」ことでお互いの気持ちを確認するが、一人前になったら戻ってくることを約束して堂本は大阪に帰る。いかにも続編を匂わせる終わり方だった(ぜひ続編をやってほしい)。
一方の主役である子供たちのが各回なにか騒ぎを起こしてくれる。「子供には子供のルールがあり、それを破ってはいけない」という堂本のせりふがあるが、まさにそのとおりである。子供にもそれぞれ人格があり、子供だからと馬鹿にできない。真摯に対応する堂本に次第に子供たちは信頼を深めていく。最終回は子供たちの仰げば尊しに泣かされる。また最後の全員での見送りも感動する。自分の小学生のころを考えるといかりやのせりふにあるように「先生はもっと上の存在だった」が今の小学生にとっては友達感覚なのかと思ったりするが、堂本のように児童に一生懸命の先生がいい先生であることは違いはない。
自分もいい先生に見守られて今あることを考えると、このドラマも感慨ひとしおである。笑って泣けるガッコドラマの傑作である。