と学会より「第13回日本トンデモ本大賞」受賞のトンデモ本ファン必携本。日記形式に書かれた、いわゆる霊談集なのだが、根底に著者の日常的バランス、感性があり、そこにはトンデモ類共通項の「イッちゃってる」感がない(著者の感性自体がイッちゃってる感もあるが)。そこへまるで会社の上司や近所のオジサン・オバサンのように指導霊やら神霊が登場、その霊たちとの交流はまるでビールを飲みながらの世間話の様だ(実際そうだったりする)。霊界の仕組みを指導霊から聞く際も、海外旅行はどうだった?の様なノリ。しかし一読トンデモな霊たちの言説には、重みがあり、真実味があり、未知の摂理を感得させる要素が散りばめられており、一筋縄ではいかない。抱腹絶倒と真摯な叙述を驚くほど巧みに交差・結合させた傑作である。