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ガセネッタ&シモネッタ
 
 

ガセネッタ&シモネッタ [単行本]

米原 万里
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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   国際会議の同時通訳を本業とする著者のエッセイからは、女性の書き手とは思えない「頑健さ」や「骨太さ」が伝わってくる。人気作家の椎名誠は、極寒のロシアを取材した『シベリア追跡』の中で、通訳として同行した著者を「実際に極寒地帯に入っていくと、(略)いくつかの状況で男を上回る実力を発揮していった」と言っている。辺境地への冒険をライフワークとする椎名に「重いものの考え方」を投げつけられたと述懐させた厳しい旅で、著者が見せたエネルギッシュな行動力は、本書にもたしかに反映されている。

   日本の国際交流は鎖国時代と変わらないと一刀両断したかと思えば、「フンドシ」や「クソ」といった下ネタが臆面もなく飛び出すという具合に、「強靭な心臓と図太い神経」が必要という同時通訳の現場でつちかわれてきたストレートで聡明な物言いは、きわめて痛快である。

 「カレーライスとライスカレーがどう違うのか、あるいはクソと味噌がどう違うのか」といった文章を、話し手の言葉の真意をつかみ、瞬時に翻訳しなければならない「根本的に無理がある」同時通訳の現場には、著者が語るように「喜劇」の要素が詰まっている。そうした喜劇の数々は、同時通訳者たちの知られざる生態や、国際会議の意外な舞台裏を存分に伝えてくれる。カレーライスの文章がどのように翻訳されているか、本書にてご確認いただきたい。ちなみに、カレーも味噌もロシアにはないそうである。(中島正敏)

出版社/著者からの内容紹介

ロシア語通訳として活躍中の著者が国際会議の席上で仕入れたスリリングかつ笑える"言葉と通訳"上の小咄満載の傑作エッセイ集

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2000/12)
  • ISBN-10: 4163568808
  • ISBN-13: 978-4163568805
  • 発売日: 2000/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 609,644位 (本のベストセラーを見る)
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34 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
厳しいレヴューが多いようですが、僕としてはこういうライトエッセイも米原万里に多く書いてほしいと思う。「不実な美女・・」や「魔女の1ダース」などに比べると(米原万里のエッセイとしては)物足りないと感じる人もいるようだが、このレベルの内容でしかも読みやすい、という点は評価してよいのではないか。僕は、これは手抜きというよりは意図した結果だと思うし、このようにトーンが異なるものを書けるという点に逆に感心したのだけれど。最後の方に「ピオニール・キャンプの収穫」という短いエッセイがあります。非常に美しいエッセイで感動しました。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
一気に読んでしまいました。ロシア語同時通訳を職業とする著者が、速いテンポと軽快な語りですすめるグローバルエッセイです。

同時通訳の現場で日々繰り広げられるアクシデントをぎりぎりのところでかわし、カラッとしている様子はロシアのイメージとはほど遠く、新鮮(笑)。常に外側から日本を見ているからこそ感じてしまう、オカシナ日本の歴史や文化。日本人おやじが大好きなダジャレを、いかに上手く盛り込んで通訳するかに命をかけちゃう(意味のわかんない笑いは疎外感を生んじゃうんです)通訳の苦労。かと思うと意外なところで一致してしまう、世界の壁さえ越える人類共通の笑いのツボ。などなど盛りだくさん。
明確なポリシーとアイデンティティを持つ著者だからこそ、そんなてんやわんやな毎日もスタイリッシュでかっこいい!

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
言葉の面白さ 2003/7/29
By カスタマー
形式:文庫
通訳という職業柄でしょう 言葉に対する感覚がとても面白い
それも 仕事上の具体的なエピソードと絡めてあるので 説得力があります
中には 職業とは関係のないテーマもありますが それもほのぼのとしていて 全体に気負いなく読めます
抱腹絶倒というより くすっ あるいは にやりと笑わせる感じです

攻撃的な世相批判ではなく 身近な体験に根ざした柔らかな物の見方が魅力のエッセイ集だと思います

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最初の本
友人から「面白いよ」とプレゼントされて初めて読んだ米原さんの本です。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/7 投稿者: akemiw
下ネタが好きなのは世界共通
全体を読んで、ガセネッタさんとシモネッタさんをわざわざ引き合いに出す必要性はなかったのではないかと思ったが…まあ、内容が面白いのでいいや。通訳時におけるコミュニケ... 続きを読む
投稿日: 2008/8/26 投稿者: mountainmania
アメリカ人はどこでも英語で通すけど、ソ連は85カ国語のエキスパートを養ったとのこと
... 続きを読む
投稿日: 2007/7/31 投稿者: ib_pata
笑えるけど笑えない・・・
語学の達人はユーモアの達人でもあるのですね。... 続きを読む
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