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ガザの悲劇は終わっていない―パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕 (岩波ブックレット)
 
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ガザの悲劇は終わっていない―パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕 (岩波ブックレット) [単行本]

土井 敏邦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 504 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

多くの民間人を含む1400人以上の犠牲者を出したイスラエル軍のガザ攻撃。イスラエル軍によって社会的インフラを徹底的に破壊されたガザ地区では、イスラエル軍が撤退した今も、経済的困窮が続いている。人間の尊厳を奪う“占領”の本質を、ガザやイスラエルの人々へのインタビューを通して浮かび上がらせる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

土井 敏邦
1953年佐賀県生まれ。中東専門雑誌の編集記者を経てフリー・ジャーナリスト。1985年以来、パレスチナ・イスラエルの現地を取材、1993年より映像取材も開始し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリー番組を放映(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 63ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/7/7)
  • ISBN-10: 4000094629
  • ISBN-13: 978-4000094627
  • 発売日: 2009/7/7
  • 商品の寸法: 20.6 x 14.4 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 本書は、2008年12月27日〜翌年1月18日(撤退は20日)にかけてのガザへの軍事攻撃で、どのように子どもを含む無抵抗の一般市民が殺され、家や農場・牧場・様々な工場をも撤退直前の12時間以内に破壊し尽くし、ガザの生活基盤を破壊したのかが、被害者・遺族によって語られ、後半では、情報操作と反戦阻止によって自身を善をとし、ハマスという悪魔を倒すとの念にとらわれてしまっているイスラエル市民の憎しみをイスラエル平和活動家の言より解析する。

 ハマス・市民・スパイは見分けが付かず、住居と武器格納庫等も見分けが付かない為全てを破壊し、全員を殺すしかなく、市民が誤って殺されたのは技術的な誤りである、イスラエル軍はそう弁明する。
 家から出るように命じ、出てきた女性と子どもを撃ち殺したり、家に多くの人を集め閉じ込めておきながらミサイルを撃ち込むやり方が、誤りか意図的なものかは、読者がその目で判断して欲しい。

 イスラエル市民には、ガザの悲惨な封鎖状況も被害も報道され難く、結果ハマスの攻撃を受ける被害者としての立場を過大に正当化し、人として劣る“アラブ野郎=アラブッシュ”から自衛の為攻撃するのは当然であるとする。
 しかしそのような非人間化思想は、自身の良心・魂・民主主義を破壊するに至るだろう。

 日本を蔑視し、原爆の正当性を今も唱え、残虐性を認めない米、同じくアジア蔑視で加害を矮小化する日本の姿勢とオーバーラップはしまいか?

 ガザでは、悲しみ、トラウマに加え、世界からの援助で依存心理が増幅される。
 目指すのは政治経済を含む生活の復興であるが、生活物資入手の生命線としてガザとエジプトを結ぶ、多数掘られているトンネルを遮断する為に、最近エジプトは境界線で遮断壁を埋め始めた・・・
 
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By 西岡昌紀 VINE™ メンバー
形式:単行本
 私は、パレスチナ人の言ふ事を全て鵜呑みにする者ではない。例を挙げれば、「ジェニンの虐殺」の内容には、相当の誇張が有ったと思って居る。(私は、事件直後に現地を訪れた私の友人から、「ジェニンの虐殺」には、パレスチナ人による誇張が有ったと聴いて居る。この友人は、イスラエルに批判的な人で、非常に親パレスチナ的な人物だが、その人が、「ジェニンの虐殺」には大きな誇張が有ると、断言して居る。)しかし、この本を読んで、私は、2008年12月27日にイスラエルが開始したガザ侵攻は矢張り、正当化し得ない軍事行動であったと確信した。イスラエルが現地で破壊した物は、ハマスの関連施設ではなく、ガザのインフラであったし、多くの民間人が、イスラエル軍の標的にされて居た事は、本書で紹介されて居る様に、現場に居たイスラエル兵が告発して居る。イスラエル側に少数ではあっても良識有る人々が居る事は救ひであるが、これだけの事が有った後で、「和平」を実現する事は、至難の業なのではないだろうか。

(西岡昌紀・内科医/東京裁判が開廷した日(「憲法記念日」)に)
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