地元誌に掲載されたコラムの内容も一部あるとのことで、読んでいて内容がとびとびになっていると感じるところもありましたが、著者の広島カープ及び広島への愛情が強く伝わってきます。
私自身広島を離れ、地元テレビ局等の地域に密着した情報から遠ざかっていましたが、この本を読み、久しぶりに広島の空気を感じれた気がしました。
負の遺産として世界遺産である原爆ドーム、市民の復興のシンボルである旧広島市民球場、その旧市民球場解体の是非について地元広島の声が熱く語られています。
また、劇場空間としての工夫が凝らされいる新球場や応援団の素晴らしさ等、広島カープを取巻く環境の魅力も紹介されています。
江藤、金本、ロペス、シーツ、新井、黒田など、思えば多くの選手が他球団へ移籍していきました。それでもなお広島からは、有力な選手が自前で育ってきていると思います。そんなマネーに逃げない(逃げれない)素晴らしい新陳代謝を持った球団であることがカープの魅力であり、ファンも誇りに思っているのだと思います。
これからも地域に密着し、マネーゲームに負けず自前で育成した選手を中心に、スモールベースボールで優勝争いに食い込んで、プロ野球を盛り上げていって欲しいです!
そんなカープの魅力をおおいに感じ取れる1冊でした。