この本はカンボジアの子供を支援するNGOが主体となって編集されています。カンボジアの写真集といえば、アンコールワットを中心とした遺跡の写真集か、ポルポト時代の内戦やその関連の写真集が多いなか、カンボジアにある保育所の子供たちを紹介する異色な仕上がりとなっています。文章も当然その様な内容なので、カンボジアの遺跡など観光情報や写真を目的とする人にはお勧めするものではありませんが、一方NGOやボランティアに興味のある方には是非一度読んでもらいたい本です。私もカンボジアを旅行してこの国の人達が大好きになり、カンボジアに関する本や写真集を読み漁るなかでこの本に出会いました。プロの編集者が手がけた本ではないので、物足りない部分があるのは止むを得ませんが、NGOの方々の生の声が聞こえてくる良い本だと思います。