カンボジアの医療・教育・自立支援に関心があり、偶然この本を知り購入したのですが、素晴らしい内容でした!
今、社会起業家や国際貢献がブームですが、著者の森本喜久男さんは、そうした言葉が知られていなかった1995年〜、内戦で途絶えかけていたカンボジアの伝統織物・絹絣の復興を目指し、現地で活動を続けてきました。
その活動は、国際支援にありがちな、物資・お金中心の支援(寄付に依存した活動)ではなく、自主性・多様性を大切し、現地の人のやる気を引き出し、試行錯誤で進化させた技術で高品質の「売れる」織物製品を生産・産直販売するもの(自立した組織)です。
今では、400人もの工房スタッフを抱え(現地女性の雇用創出を生み出し)、さらには、織物原料の生産地、スタッフの住処・作業所・畑、学校などを備えた、新しい「持続可能な織物の村」を作るという、「伝統の森再生プロジェクト」も進行中。
伝統を大切にしながら、新たな伝統を創り続けていくんだという、森本さんの意思・チャレンジは、本当に素晴らしいと思います。
カンボジアや途上国の支援活動に携わっている人、関心のある人には、ぜひ読んでほしいです!
※活動については、IKTT(クメール伝統織物研究所)のホームページ、ブログにも掲載されています。
(森本さんは、最近ツイッターも始められたそうです⇒ikttpapa)