私は菅野美穂さんの出演作品をほとんど見たことがありません。テレビドラマを人生の中で見たこともほとんどありません。宇宙飛行士もした向井千秋さんを演じたドラマと、NHKの「ちゅらさん」を時々見た程度です。
だから、菅野美穂さんの演技やその方面は未知なのですが、たまに雑誌で読む彼女のインタビューや話は面白く、女優さんの中では、日々の心持ちなどを世間に発表する、一番オープンな日本人離れした性格なのではないかと。役を演じる作品だけでなく、生きている姿全体が作品であるように見せているのは、日記を作品として販売もしている、私が好きな画家、横尾忠則さんとそっくりです。
この本は、映画の製作ノートのようであり、菅野さんの女性観を発表した場でもあり、でも番宣的な性格はなぜかあまり匂わない不思議さがあります。星が5つ星にひとつ足らない理由は、映画や人を見る姿勢が肯定的過ぎて…。でもそれが、沢山で苦労を共にした撮影という大イベント後の感謝を彼女がすごく感じているからなんでしょうね。高知県と菅野さんがどんな風にマッチしているのか、今から映画を見るのを楽しみにしています。