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カワハギの肝 (光文社文庫)
 
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カワハギの肝 (光文社文庫) [文庫]

杉浦 明平
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「あらゆる魚の肝の中で一ばん味のいいのは、カワハギの肝ということに落ちつくのではあるまいか」イタリア・ルネッサンスの研究などで知られる著者は、生きるよろこびの一つが舌にかかっている、と言う程の食いしんぼう。しかも、生半可なグルメではない。おいしいもののためなら、自ら野菜を栽培し、蜂蜜を作る。“食”と“味”を追求する実践派食通人の名エッセイ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

杉浦 明平
1913年愛知県生まれ。東京帝国大学文学部卒業。『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』『ミケランジェロの手紙』『ルネッサンス巷談集』などの翻訳をはじめとするイタリア・ルネッサンスの研究活動に多大な功績を残す。’71年『小説 渡辺崋山』で毎日出版文化賞を受賞。2001年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 251ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/5/11)
  • ISBN-10: 4334740693
  • ISBN-13: 978-4334740696
  • 発売日: 2006/5/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 VINE™ メンバー
形式:文庫
 1976年に六興出版から出た単行本を1986年に光文社文庫化したもの。2006年に出たものは新装版で文字が大きくなったりしている。
 著者はイタリア・ルネサンスの研究者。また『クオレ』や『ピノキオ』などの翻訳者としても知られた。
 本書は、食についてのエッセイを集めたもの。最近の日本酒、ゴボウ、ビフテキ、トマトなどさまざまな話題で溢れている。どこかの店の味というよりは、食材について書かれた文章だ。
 子どもの頃に地元で食べた味を、終生、理想としたタイプのひとのようだ。本書のメインは「野外食い歩きの記」として少年時代に食べた木の実を並べた章。枇杷や柿といった普通のものから、椋の木の実、グイラ、槙など、いまでは食べないような自然の木の実まで、穫ったり食べたりした思い出が濃厚に描かれている。いまとはまったく異な食生活がそこにはある。ちょっとでも甘いものなら、何でも食べたのだなあ。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By m_ruthe
形式:文庫
30年近く前に出版された食のエッセイです。

著者は酸っぱいもの、かたいもの、(大根やねぎなどの)辛いものが大好きである。それに対して、現代ではおいしいとされる甘いものや柔らかいものが大嫌い。その言い草には少々言い過ぎではないかと思うところもあるが、よく言ってくれたと拍手を送りたい部分も多い。

小さいころの野山でとって食べた木の実などの話は、生きる時代が変わってもなんだか懐かしさを感じさせる。

おいしいもののためなら自分で作ってしまう。辛い大根おろしやごぼうの若芽を食べたいが為に農作業までしてしまう。自分のおいしいと思うものをとことん追求する。これこそが本当のグルメではないだろうか。
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