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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
悲しさが残る物語です。,
By しろくま "しろちゃん" (茨城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カレンダーボーイ (単行本)
20世紀と21世紀を行き来するタイムトリップ物語。1968年の時代には同級生の安斎と三都は、2006年の時代には同じ大学で働く職場の仲間なのだ。大人になった2人は、家族と昔の同級生を救うためにタイムトラベルをした1968年の小学生の姿で3億円の強奪と同級生の命を救おうとするが…!? ★う…ん、切ないです…。★過去を変えると歪みが出来るとよく漫画や物語で見聞きしますが、この物語も同じ系統のお話なんです。★守るべきを使命と果たせてもこの結果は、ある意味で2人にとっては過酷すぎる気がして読了後は、空しさが残ってしまいました。★未だに謎が残り未解決の事件である昭和の3億円強奪事件が、物語に出て来るんですが…。3億円強奪を計画した裏にこんな裏があったとすれば…?★シミジミとした寂寥感と切なさが漂う物語でした。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
最後は言いようのないむなしさ、と寂しさ。,
By
レビュー対象商品: カレンダーボーイ (単行本)
2006年、安斎と三都は同じ大学で働く同級生同士。その二人が1968年小学校5年生のころに精神だけタイムスリップしてしまった。 二人の身に一体何が起こったのか? 20世紀と21世紀を行き来する二人は 一家心中してしまった同級生を救おうとする。 その原因になった3億円事件の3億円を奪うとともに・・ 小学生になった二人は少しずつ過去を変えて行く。 三都は同級生の命を救うため。 安斎は使い込まれてしまった公金を補填するための3億円を強奪するために。 しかし、過去をいじれば、当然のごとく、その結果が現在にも波及する。 それでも二人は二人の目的をかなえるために 20世紀と21世紀を行き来する。 そして結末は・・・。 最後が非常に切ないです。 同じ人間なのに、 それまで一緒に同級生を救おうとしていた人物とは 微妙な違和感がある。 同じ記憶を共有していた二人の運命は ちょっとした違いで変わってしまった。 お互いが胸に虚無感を抱きながら これでよかったのだろうか、と、 いやこれでよかったんだ、と無理に納得させているような・・・。 正直細かいところで、 これはないだろう?ってところもある。 しかし、それをおいても最後まで一気に読ませるだけの 面白さはあった。 この先どうなるのか、 ドキドキ感とワクワク感。そして不安感。 決して過去に戻ることはできないけれど、 誰だってそんなことを夢想したことは絶対あるはずだ。 ただ、この作品の場合は精神だけが過去にタイムスリップしていて かなりもどかしさを抱えながらのタイムスリップだったけど。 なかなか面白い作品でした。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「二十一世紀は、楽しいかい?」,
By わったん (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カレンダーボーイ (単行本)
小路さんの作品はハズレが少なくてほとんど読んでるんですが、この作品は特に大ヒットでした.読み始めてすぐに物語世界に ひきこまれ、どんなオチをつけるのかが気になってどんどん先に 読み進めて行きました. ラストは少しあっけないですが、何とも言えない切なさを感じて 悪くない読了感でした. この本の前に『東京公園』を読んだんですが、やっぱり小路さんは 少し不思議な世界を書いた作品のほうがいいような気がしました.
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