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カルロス・クライバー…無への足跡 エリック・シュルツによるドキュメンタリー・フィルム[DVD]
 
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カルロス・クライバー…無への足跡 エリック・シュルツによるドキュメンタリー・フィルム[DVD]

5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 出演: カルロス・クライバー, プラシド・ドミンゴ, ブリギッテ・ファスベンダー, オットー・シェンク, ミヒャエル・ギーレン
  • 監督: エリック・シュルツ
  • 形式: Subtitled, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ナクソス・ジャパン
  • DVD発売日: 2011/05/11
  • 時間: 72 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B004Q8GZDI
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 30,220位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

2004年7月11日、世界的名指揮者カルロス・クライバーは彼の愛車でミュンヘンからスロヴェニア東部の小さな町コンシチャへと向かいました。アルプス山脈を経由し、別荘まで6時間の道のり。その間、車中のオーディオにはウィーン・フィルとのブラームスの4番が入っていたと言います。その前に世界中の友人たちに「別れを告げるための」手紙を書いた彼。長きに渡る闘病生活、そして2003年に愛妻を亡くしたことで精神的にも追いつめられていた彼の苦悩は計り知れないものがあったに違いありません。このフィルムはそんな彼の孤独かつ天衣無縫な道行を辿りながら、友人や証言者たちの言葉を交え、時には演奏シーンを挿入し、彼が創り上げた音楽そのままの、丁寧な作品として創造されています。2010年、クライバー生誕80周年にドイツのServus TVで制作された作品です。(※NHKで放送した「目的地なきシュプール ~指揮者カルロス・クライバー~」と同内容です。)

収録時間:72分
音声:ステレオ2.0
字幕:英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・日本語
画面:16:9

出演者について

カルロス・クライバー
プラシド・ドミンゴ /ブリギッテ・ファスベンダー /オットー・シェンク /ヴェロニカ・クライバー(実姉) /ミヒャエル・ギーレン /マンフレッド・ホーネック 他


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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 直いい親父 トップ500レビュアー
 このDVDは、カルロス・クライバーのリハーサル風景、演奏等の映像をはさみながら、彼と関係のあった、P・ドミンゴ、B・ファスベンター、M・ギーレン、O・シェンク、V,クライバー、Aベルナー等が色々感想を述べ、彼の人生を浮かびあがらせようとしたTVドキュメンタリィー番組です。
 彼は1930年生まれ。父、エーリッヒはユダヤ人ではなかったが、母親がユダヤ系であった為、独を離れ、1942年アルゼンチンへ移住(エーリッヒはコロン劇場の指揮者として赴任、当時アルゼンチンは、南米で凄く繁栄していた。)、彼は、思春期の多感な時期を当地ですごします。彼は、小さい時から、言葉少なく、神経質で母親は、この子は長生きできないと思っていたらしい。父は、カルロスが指揮をしたいと言っていたにも拘らず、彼をチューリッヒの化学学校へ行かせます。しかし、彼は父の意向に従わず、指揮の道に進みます。(父は、友人には、息子は、私には無い才能がある、それは認めてやらねばいけないと言っていたようです。)また、彼はインタヴューが大嫌いでしたが、何故かリハーサルのフィルムは残っています。彼の指揮は、華麗で、腕や手の動きが独特な雰囲気を醸し出し、踊るようで、動きもしなやかで、静〜動への切り替えも凄くうまかった。実際彼は、鏡の前で、できるだけ美しく見えるよういつも練習していたようです。また、彼は、父のスコアーの残っている物(一説には書き込みのある物)か父親の録音のある物で、自分の得意分野で、100%確立している物しか、指揮しませんでした。そして、始めて知ったんですが、バーンスタインと親交があり、彼と握手した写真を自慢していました。また、楽団員との折り合いも悪くなく、団員の気を引く為、編棒やテニスボールを使って指揮をしたらしい(見てみたい!)そして意外だったのが、父親と同様カラヤンを尊敬していたらしい事(カラヤンとはDGの指揮者で録音、リハーサルで面識があったらしい)、また、カラヤンの死後ザルツブルグへ行く時は行きも返りもカラヤンの墓参りに行っていた事。しかし、O・シェンクは、私が見ていると2人の関係はサゾマゾ的に見えて、普通は、尊敬と呼ぶべきでしょうが、会話に尊敬という言葉はなかったと微妙な関係だった事を仄めかしています。そして、彼は、女にまめで、結構もてていたらしい(その内フルヴェンのように隠し子が現れたりして!)かれは、仕事先で知り合った敬虔なクリスチャンの妻と結婚します。彼女が人生の大きな支えでした。やがて彼は、歳をとり少し太り、動きも鈍くなって自分の思う様に指揮が出来なくなります。また、発病の為、オペラや長いコンサートはできなくなりますが、指揮を完全にやめたのは、自負を満たせなくなったからです。彼は、妻の死により生きていく意義を見いだせなくなり、最後の地スロベニアに死ぬ為にやって来た、そして、最期を迎えた・・・・
 私がクライバーを始めて聞いたのは、大学院1回生のときですから、36年位前でしょうか。彼のキャリアからすると驚くほど少ないディスコグラフィーですが、当時ブラームスもまだ出ていなかったと思います。そして、ベートヴェンのsyn・nr・5を聴いたんですが、衝撃を受けました。コンサートも何回か行きましたが、バイエルンと来た時が最後になりました。アンコールでのワルツの優美な指揮は、目に焼き付いて忘れられません。せめて、もう少し録音していてくれたらなと思います。私は、いまカルメンを良く見ています。
 DVD を見ていて最後の場面で不覚にも思わずほろっとなってしまいました。彼は、きっと穏やかな自殺を望んだんでしょう・・・
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15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
わが人生で数百回にわたりオペラを観たが、カルロス・クライバーのスカラ座公演「ラ・ボエーム」(上野文化会館)が最高の舞台だった。この「行方知れぬ奇跡」とでも意訳できるDVDは、カルロスの成功の秘密を解き明かしてくれる鍵である。まず歌手としてプラシド・ドミンゴ(オテロ)とブリジット・ファスベンダー(「こうもり」オルロフスキー公爵)が、カルロスとのエピソードを語ってくれる。ブリジットはカルロス自らアンダーラインを付したインドの哲学書に、彼の人生哲学、独特の表現法の出所を解き明かしてくれる。クラウス・ケーニッヒ(オーボエ)が、木管の主席奏者として、カルロスの指揮ぶりと、練習時において楽曲理解を彼独自の表現で説明する意図と効果について解説してくれるのが、秀逸である。マルタ・シェーラー(化粧)は、楽屋裏(たとえばバイエルン歌劇場)でいつもオペラ上演中のピット内のカルロスの指揮ぶりと表情をいつも観ていたこと。演奏中極度の緊張にあったカルロスを、リラックスさせるためにメイクをしなおしたエピソードを明かしてくれる。オットー・シェンク(演出)はカルロスとは二組の夫婦で会う機会もあったようで、オペラづくりは勿論個人的にもいちばん懇意にしていた様子が伝わってくる。姉のブリジット・クライバーは、カルロスとバエリーナだった夫人との出会い、熱心なカソリック信者だった夫人の影響力の大きさなどを解き明かしてくれる。指揮者のマンフレート・ホーネックが、カルロスの右手の細々した動き、引退に導かれたスロバニアへのドライブの旅をカルロスになり変って解説してくれるのが印象に残る。いちばん感心したのは、まだ映像が紹介されたことがないカルロスの「トリスタンとイゾルデ」は若き日の彼がバイロイトのピットで実に楽しげに踊るようにして?ゆっくりと歌っているスロー・モーションが、ワーグナーへの没入ぶりを示して感動を呼ぶ。勿論、他にもいろいろ登場する音楽関係者がいる。人間味豊かなカルロス・クライバーの熱狂的なファンならば、繰り返し観ても飽きない作品なので、絶対にお勧めである。
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Amazonが確認した購入
カルロス・クライバーのことを知らない人にはおすすめできませんが、クライバーという名指揮者の軌跡をインタビュー形式でたどるものです。ほしい人、みたい人だけに価値がある、そういったDVDです。
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