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カルロスクライバー ある天才指揮者の伝記(上)
 
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カルロスクライバー ある天才指揮者の伝記(上) [単行本]

アレクサンダー ヴェルナー , 喜多尾 道冬 , 広瀬 大介
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,990 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

本書は謎の多かったこの指揮者の生涯の足跡をできるだけ丹念にたどり、本人を直接知る人々から「クライバーの秘密」を多く聞き出すことで、その芸術の源に迫った力作である。

内容(「BOOK」データベースより)

完全主義を貫いた音楽づくりで聴衆を熱狂させた不世出の芸術家の、栄光に満ちた前半生の記録。

登録情報

  • 単行本: 496ページ
  • 出版社: 音楽之友社; 四六版 (2009/9/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4276217946
  • ISBN-13: 978-4276217942
  • 発売日: 2009/9/4
  • 商品の寸法: 19.2 x 14 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,125位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒロ
形式:単行本
彼の死後発表された唯一の伝記です。
彼が天才指揮者として世界に知られるようになるまでの過程、
父親の威光への苦悩、自身の音楽感に対するオーケストラの反発など、
かなり事細かに描かれています。

これを読むと、彼の奇行(突然のキャンセルなど)についても、
かなり理解できるようになると思います。

現在の指揮者の中に、もう彼のようなカリスマをもった人がいない、という現状。
クラシック音楽が大衆化された反面、
その音楽作りがルーティンワークになっていないか、
音楽を表現するとはどういうことか、
いろいろ考えさせられました。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
カルロス・クライバーの指揮の優雅さとそこから生まれる音楽の美しさが、
何処から来たものか、その一端を知る素晴らしい伝記です。
下巻の出版が待ちきれません。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kewpie VINE™ メンバー
形式:単行本
半世紀前、クライバーといえばエーリヒだった。今なら息子カルロスである。本書は今年生誕80年を迎えるはずだった彼の、恐らく初めての本格的評伝。上巻はバイロイトを去る1976年まで。

彼の生涯は偉大な(理想化された)父の背中を追うことのみに終始した。どんな賞賛も彼には無意味。彼の規範は世間にはなく、理想とする音楽を鳴らすことだけが全てであった。叶わなければ指揮を拒否した。疾風怒濤期のみで人生を終えた永遠の青年。人格形成上の親殺しに失敗した可哀想な青年。彼は果たして、自身の天才を自覚していただろうか?

膨大なインタビューが記述の中心である。非常な労作であることは認めるが、総じて未整理な印象があり前後で矛盾を感じる部分もある。また誰の発言も要するに彼の天才と奇矯な言動についての証言であるから、些か単調になる部分もある。ところで、一人の人生を描くのに、インタビューは果たして万能だろうか。物事の評価は、語る人が変わればまったく変わる。私はそれを「証言・フルトヴェングラーかカラヤンか」(新潮選書)で経験済みである。クライバーのように資料が少ない人の場合、他に書き様もなかろうけれど、これだけ精細な評伝であっても隔靴掻痒の感は免れ得ない。また、演奏については全編、賞賛の辞で埋め尽くされている。確かに彼が遺した正規の録音に文句のつけようなどなく思える。しかしたとえば「大地の歌」(1967年)の海賊盤が高い評価を得ているかと言えばそれは否。彼は本当に、デビュー以後一貫して無敵の将軍であったのか?

翻訳は概ね読みやすいが、この訳者(の一方)の通弊として、個々の文だけ見れば意味が通っていても、時に前後のつながりが希薄に思えて気になる。そのためルーティーン・ワークに見えてしまう。もっとも、流れのよい部分もあり、そこは主訳者が違うのかも知れない。なお下巻は未読。楽しみ。
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