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カルメン (新潮文庫 (メ-1-1)) 文庫 – 1972/5/23


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登録情報

  • 文庫: 379ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1972/5/23)
  • ISBN-10: 4102043012
  • ISBN-13: 978-4102043011
  • 発売日: 1972/5/23
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 344,015位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー

12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 twins 投稿日 2008/10/14
形式: 文庫
メリメの短編集です。

純粋でまじめな下仕官の男が、カルメンへの恋の情熱と、彼女の目まぐるしい奔放さと無邪気さに翻弄され、やがて悲劇を迎える恋物語です。

小説は告白体で語られ、第三者の立場から語られる冒頭から、下仕官の告白にかわる妙は、夏目漱石の「こころ」と同様洗練されています。

表題のほかに収録されている短編のなかでも、「タマンゴ」「マテオ・ファルコネ」は、カルメンに比肩するほどの氏の傑作です。

いずれも語り口の簡潔さが美しく、内容も明確で充実しています。寓話的で、読後感の余韻もあとをひきます。それぞれ単独で店頭に並んでもおかしくない作品群ですので、この短編集はとてもお得です。

私はこの本を昔何度も読んだことがあります。個人的には「エトリュスクの壷」の作品も可愛げ気があって、上記3作品ともにおすすめします。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 john*2 投稿日 2012/3/12
形式: 文庫 Amazonで購入
学生時代、フランス語の授業で訳読したメリメのCarmen。ホセッて、なんておバカさん・・などと、当時、少なからず思ったものですが、あの頃はまだ二十歳そこそこ、若かったですね。ホントの恋なんて、知ってるつもりで、知らなかった。あれからウン十年、今ではホセのことを、おバカさんと笑えない、どころか、ホセの言葉が、まるで自分自身のことを言われたかのようにグサリと急所に突き刺さります。男ならば、多かれ少なかれ、そうでしょう?一方、女は、カルメンのような女に憧れるんですかねえ。『カルメン』は岩波文庫から杉捷夫訳も出ていますが、確か杉訳ではカルメンがホセを「お前さん」と呼んでいたり、会話文にやや違和感が(堀口訳では「あんた」。カルメンのイメージにピタリとはまります)。他に「タマンゴ」、「マテオ・ファルコネ」、「オーバン神父」、「エトリュスクの壺」、「アルセーヌ・ギヨ」を収録(岩波は「カルメン」のみ)。特に「マテオ・ファルコネ」は、おすすめです。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 DeepBlue213 投稿日 2012/10/14
形式: 文庫
表題作の「カルメン」は誰もが名前は知っているだろう。
アンダルシアの乾いた大地、そこにオアシスのようにひっそりとした美しい木陰。
そこで謎の男ドン・ホセが登場する。
このホセの回想としてカルメンは語られていく。
メリメの描いたジプシー女カルメンは男を惑わす魔性の女である。
ジプシーらしく密輸や盗みを繰り返し、真面目だったホセは彼女のために堕ちていく。
それでもカルメンの美しさは損なわれるどころか輝きを増している。
男は自分が不幸になることをわかっていながらカルメンに惹きつけられた。
その野性的な魅力の激しさ、自由を愛する奔放さ。
光と影とが織り成す世界に生きたジプシーを鮮やかに書いた名作だと思う。
カスタネットの音が聞こえてくる気がした。

そして5つの短編が続きます。
奴隷船での事件を物語る「タマンゴ」、田舎町を背景にした「マテオ・ファルコネ」。
経済的事情で田舎に引っ込んだマダムと大きな目をした神父の交流を描く「オーバン神父」はなかなか面白くてよかった。
「エトリュクスの壺」と「アルセーヌ・ギヨ」は社交界を舞台にしています。
最後の3篇はフランス的で椿姫に通ずるものがあったかな。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ゆゆ 投稿日 2014/6/28
形式: 文庫
高校生には難しかった!
でも、キレイな本でした。じっくり読めそうです。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 チョンパ 投稿日 2014/3/20
形式: 文庫 Amazonで購入
昔読んだものより読みやすい翻訳でした。ただ、あまりに淡々と翻訳されているためイマイチ昔読んだようなイメージより印象が薄いです。短編集でもあるので初めてカルメンのキチンとしたお話を読む方にはお勧めします。
淡々と翻訳してあるぶん、もしかしたら直訳に近いのかとも思うので、そうであれば原文に近い文を読めたのだからよかったかな?
カルメンのしっかりしたストーリーを知りたい方はぜひ。オペラでは分からない魅力もあります。
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