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カルメン (岩波文庫 赤 534-3)
 
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カルメン (岩波文庫 赤 534-3) [文庫]

プロスペル・メリメ , 杉 捷夫
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

スペインを旅行中の考古学者は、ふとしたことから今は獄中にいる山賊ホセを知る。彼は形見の品を母親に渡してくれと頼んだのち、懺悔話を始めた。それは、純情な青年が情熱の女カルメンに翻弄され、闘牛士や彼女の情夫、果ては彼女まで殺してしまった悲しい話だった。歌劇とはまた異なる沈痛な激情に貫ぬかれたメリメの傑作。

登録情報

  • 文庫: 108ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1960/12/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4003253434
  • ISBN-13: 978-4003253434
  • 発売日: 1960/12/5
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 124,423位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By JurupariJuok@July 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
杉氏の翻訳は「戦前」に訳されたモノだが全然いまでも楽しめるものとなってる。

岩波文庫の19世紀の海外小説ではゴーゴリの平井さんやプーシキンの神西さんの翻訳も「戦前」の翻訳だが
とても良い翻訳で、そういうものは21世紀になっても残して行ってもらいたいもの。
新訳との差別化も図れるし

ということで新潮文庫からは著名な「堀口大學」氏の翻訳が出てるが、自分はこちらの杉氏の翻訳をお勧めしたい。
2007年10月に「読みやすくなった岩波文庫」として改版されて文字も大きくなってるので、買う時は発行日を注意してもらいたい

内容は説明する必要はないぐらい有名だけど天下のビッチ・カルメン様が男をもてあそび、そして破滅へ向かう話。
オペラ、DVDはアグネス版がおすすめ。カルメンのDVD
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元祖カルメン 2011/7/29
By ヒデボン VINE™ メンバー
 1845年10月にリリースされたメリメ作のこの「カルメン」が、その後いろいろと現れる「カルメンもの」のオリジナルである。カルメン・マキしかり、ピンクレディー歌うところの「私の名前はカルメンでっす」、しかり「もちろんあだ名に決まってまっす!」であり、これらは二番煎じ、三番煎じ。日本映画では「カルメン、故郷に帰る!」ってなこともあった。その他、オペラあり、映画化があり・・・・・。

 当初、「私」が旅行中に偶然出逢い、意気投合した盗賊の頭ドン・ホセが、その後「私」となって物語る武勇伝の数々。ホセが一目惚れしたのが人妻カルメンだったから、話はややこしい。このカルメンなるジプシー女もなかなかの性悪女で、一筋縄ではいかないが、このホセに惚れちまうってんだから話は面白い・・・・・

 初訳リリースが1929年4月ということだから、相当昔の話になるが、その後改版はされても、翻訳は変わっていないようだ。80年以上前の翻訳でも十分21世紀でも通用するのだから、杉先生の翻訳は当初から素晴らしいものだったと言わざるを得ない。
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小悪魔というより大悪魔なカルメン。自由奔放に生きている(ようにみえる)一方、自分の未来を客観的にみる発言をしており、なかなか捉えがたい。カルメンがホセに対して、ロム(夫)になったホセはミンチョーロ(愛人)のときより好きじゃないみたいなことを言う場面が印象に残っている。現代にも十分言えることではなかろうか。
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