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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本初の総天然色映画、そして幻の高原電車,
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レビュー対象商品: カルメン故郷に帰る [DVD] (DVD)
日本初の総天然色映画として制作された。大女優、高峰秀子の出演作としても有名。富士写真フィルムが制作した国産のフィルムで撮影された。 (注)制作は1951年だから未だ戦後6年しか経っていない。 ストーリーは都会から帰ってきた高峰秀子演じる主人公=カルメン達が 都会で有名になり、草軽電鉄で故郷に帰ってきた所から始まる。 川端康成、津村信夫などの文学作品でも有名な草軽電鉄は1962年まで 軽井沢―草津間を走っていた高原電車である。良く知られる通り、軽井沢 ―草津間は明治期以降、外国人達によって避暑地として人工的に開発された 地域であり、開発前の写真を見ると草だけで高い木など一切生えていない。 このような地域であるため、地元は経済的に決して豊かであるとは言えず、 特に戦前は「電車に乗る人は特別な人たちだった」とまで言われている。 そんなところへ「都会から電車に乗ってスターが帰ってくる」と聞いて 地元の人間は沸き立ったが…。 コメディーとしての一面と、何処の観光地にでもある地元と観光客 (この場合は映画の観客である)の意識の落差を感じさせる両面のある 作品だと思ってみると、この映画の本当の一面が見えてくる。 草軽電鉄の走行シーンが10分近い長時間にわたってカラーの動画で 見られる貴重な記録フィルムとして鉄道マニアにもお勧め。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
響きあう二つのテーマ,
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レビュー対象商品: カルメン故郷に帰る [DVD] (DVD)
頭の弱いカルメンが自分を奮い立たせるように歌うタイトルソング(黛敏郎作曲)と盲目の作曲家(佐野周二さん名演)や子どもたちが浅間の風景を謳う「そばの花咲く」(木下忠司作曲)が、すばらしい。故郷に錦を飾ろうとするカルメンも、貧しさに耐えながら曲を作り続ける作曲家も、一途な思いのままに生きる、また、そのようにしか生きられない存在。そんな人間の美しさと哀しさをコメディとして見事に表現したこの作品に、強い印象を加えています。オープニングでは、撮影・照明・編集・助監督などがチーフだけでなく全員表示され、日本初のカラー映画、松竹映画三十周年記念という本作の重みを感じさせてくれます。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なんといっても..,
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レビュー対象商品: カルメン故郷に帰る [DVD] (DVD)
高峰秀子でしょう..この人がいなかったら成立しない映画って多々あるけどこれもその内のひとつ日本で最初のカラー映画 最近のカラーが当たり前の世代から鑑賞すると本当にギラギラとあぶらっこいほどの色彩を感じました 脚本を受け取ったと高峰秀子はストリッパーの役なんて..とおもったそうですが 当たり役と言ってなんら失礼ではないほどあたってます 俺のような若い世代が日本映画の黄金期作品にこうして触れることができるのは 本当に幸福としか言いようがない
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