フローラルノートの傑作とも名高い名香。
「永遠の愛、親密な関係」にインスパイアされ作られたエタニティ。
発売されてから20年以上たった今もなお、人気が衰えることなく、いつの時代でも愛されているのは、この香りが「永遠の愛」を表現している証でしょう。
シンプルなマテリアル(野生の花々)のブレンドがまさに完璧で、モダンでありながら、時代に左右されない品格を併せ持っています。
メインは優しいフローラル系の割に、トップは意外にもフレッシュ。
爽快感…とまではいきませんが、吹き付けた瞬間に空気を変え、リフレッシュさせてくれるような印象。
そして、徐々に花ひらくマリーゴールド、ナルシス、ミュゲ(スズラン)、ホワイトリリーの香り。
後半にかけて、フェミニン系の香水にありがちのスィート系・セクシー系への変化はあまり感じられず、むしろ上品な花の香りが持続しているように思います。
ラストノートに広がる、嫌みのないクリアな甘さは、エタニティ独特でしょう。
フローラル系の割に甘さに頼り過ぎていないので、シンプルなものであれば、パンツルックやカジュアルっぽい服装にもマッチします。
持っていると、使用頻度が高くなる香水になること間違いなし。
癖がないので、人を選ばないというのも、ポイントは高いですね。
ボトル・パッケージデザインはブランドイメージを先行して形作られた印象がありますが、エタニティのコンセプトとして「モダンとクラシックの融合」といったことがあったと思うので、洗練されたシンプルなデザインは「永遠」に愛され続ける香りにふさわしいと思います。
<香料解説>
トップ:フリージア、マンダリン、セージ
ミドル:スズラン(ミュゲ)、ホワイトリリー、マリーゴールド、ナルシス
ラスト:サンダルウッド、パチョリ、アンバー