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しかしまた、こういう考え方もできるかもしれない!!。入門書といえども、筆者の問題意識をそこに反映させるという方法もあったはずで、その方が読者に、CSとは何かをより深く伝えられたのではないかということだ。たとえば、表紙のタイトルの下に小さな字でこう書いてある。「カルチュラル・スタディーズの言説においては、つねに誰が、何のために、何によって、どんな立場で語っているのかが問題とされる」。
誰がどのような立場で、誰に向かって書いたのかがはっきりしない文章は、結局、本当に言いたいことはなんなのか、が伝わってこないおそれがある。たとえ、迷宮のような結論にたどりつこうとも、「誰が、何のために、何によって、どんな立場で語っているのか」がはっきりしていれば、読者がそこから得るものは大きいのではないだろうか。
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