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中世フランスの学生街カルチェ・ラタンを舞台に
夜警隊長と修道士を主役に据えて物語は流れる。
最初は修道士をホームズ、夜警隊長をワトソンに擬した
短編集の様相を呈しているが、いくつもの物語が実は
ラストへとつながる伏線であり、ページをめくる手をとめることができない。
今までの佐藤賢一の作品に比べるとユーモアにあふれ、
また今まで世界史の教科書でしかお目にかかったことのない人物
(ザビエル、ルター、カルヴァンなどなど)が
多数登場するので学生時代の教科書を思い出しながら楽しく読むことができる。
佐藤賢一作品を呼んだことのない人はこの作品から入るのが良いかも知れない。
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