ミス・マープルがカリブ海の南国に旅行に来ます。本人は若干いやがってますが…。
そこで、自分が「ちょっとめんどくさい人だなぁ…。」と思っていた人が殺されてさぁたいへん!!
おばちゃまが殺人事件を調べ始めたぞ!!
これが、作品のストーリー序盤です。
さすがプロット職人なだけあり、彼女の作品に外れはありませんね。第2部の『復讐の女神』と違って、とっても軽めに書かれた作品でした。
また、彼女に手を貸すラフィールさんが、本当は「めんどくさい人」なのではなく「ただ、ちょっとめんどくさく見せている基本いい人」なのも面白く、彼女とラフィールさんの掛け合いは、夫婦漫才のようで面白かったです。
静けさと同居しているイメージがついてまわるミス・マープルですが、ある意味これはそんな彼女の既成概念を打ち崩した作品かもしれませんね。
これを読んだ後、映像の方も同様に見てみたらいいと思います。かなり忠実に再現されていますし、おじいちゃんおばあちゃんの掛け合いがかわいくて面白いです。