私はB・ピットの整ったルックスを前面に押し出した作品よりも汚れ役を演じさせた作品が好きだ。 ここでのブラピは小汚い身なりで かなりCRAZY。 物語は「Xーファイル」のD・ドゥカブニーが演じる対照的なキャラクター、ブライアンが本を書くために 彼女と殺人現場巡りの旅に出発する事から始まる。 最終目的地が”カリフォルニア”。 経費削減の為に同乗者を募るとブラピ演じるアーリー、そしてその彼女のアデールが同行する事になる。 彼女役には「ケープ・フィアー」、「4thフロアー」のJ・ルイス。 ちょっと足りない純真な娘を演じている。 この作品をキッカケに2人は交際を始めたんじゃなかったかな? ブラピがまだ大ブレイクする前だからそんなに話題にならなかったような・・・ どちらかと言うとジュリエットの方が注目されていた頃のような気がします。 監督は「60セカンズ」のD・セナ。 監督の持ち味である展開の良さはこの作品にも発揮されている。 欲望のままに殺人を繰り返すアーリーを乗せて 連続殺人取材は続けられる。 アーリーの殺人記録をブライアンの彼女がNEWSで知った事から恐怖のドライヴが始まる。 加速していくアーリーの狂気が皆を巻き込んでクライマックスへと流れ込んでいく。 個々のキャラクターの確立がしっかりしていて 物語を盛り上げる大きな要因になってます。 一見、ムチャクチャでCRAZYなアーリーだが 彼がなぜこうなったか考えると ちょっと可哀そうにも思えてくる。 人が育つ環境とか・・・いろいろ考えさせられました。 ヤンチャなだけなら それも魅力だが当然のように殺人を犯すのはかなり危険だ。 そんな汚れ役を堂々と演じるブラピの演技は強烈なインパクトをもって観るものを圧倒する。 この演技を観るだけでも価値のある作品だと思います。 汚い身なりしていても ふと見せる顔はやっぱりカッコいいですねぇ〜彼は・・・ 最後まで危険な魅力いっぱいの一枚です。