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カリスマ [DVD]

5つ星のうち 3.4 14件のカスタマーレビュー

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登録情報

  • 出演: 役所広司, 池内博之, 大杉漣, 洞口依子, 風吹ジュン
  • 監督: 黒沢清
  • 形式: Color, Dolby, Letterboxed
  • 言語: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 日活
  • 発売日 2000/09/06
  • 時間: 140 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4 14件のカスタマーレビュー
  • ASIN: B00005HKB6
  • EAN: 4988003936211
  • Amazon 売れ筋ランキング: DVD - 107,542位 (DVDの売れ筋ランキングを見る)
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商品の説明

Amazonレビュー

   森全体を破壊してしまうといわれる1本の木「カリスマ」。人質と犯人の両者を助けようとして、どちらも助けられなかった刑事、藪池はいつしか「カリスマ」をめぐる争いに巻き込まれていく…。

   黒沢清監督がサンダンス・インスティテュートのスカラシップを獲得した作品。役所広司、大杉漣、洞口依子といった黒沢映画おなじみの俳優陣に加え、木をかたくなに守り続ける青年役の池内博之のナイーブな演技がいい。「特別な木も森全体もない。あっちこっちに平凡な木が1本ずつ生えている。それだけだ」と最後につぶやく藪池の表情には、どこかすがすがしささえ感じられる。生きることも死ぬこともあるがままでいいのだ。「自然を美しいものとか、怖いものとみなす、人間と自然との関係性から脱して、木が木であることの“神秘的な事実”に立ち戻りたい」という監督の試みは完璧に成功している。(野澤敦子)

内容(「Oricon」データベースより)

幻想的な森を舞台に“カリスマ”と呼ばれる一本の木を巡って争う人々の不安と恐怖を描いた黒沢清監督のサスペンスホラー。役所広司、池内博之、大杉漣ほか出演。

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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: DVD
宮崎駿が「ヲタク」の神様なら、黒沢清は「やおい系」の巨匠である(やまなし、おちなし、いみなし)。「CURE」で恐怖の伝導師になった刑事のその後の物語。この頃の邦画のブームは「哲学」だったらしい。他人の哲学を聞かされるほど退屈で、かつ難解な事は無い。従って、ほとんどの観客にとっては、本作は退屈で難解だったに違いない。私にとっても苦行であった。

人質と犯人の両方を死なせた刑事、蓮池・役所広司が、偶然目にした「世界の法則」という言葉に導かれるように、或る森で「カリスマ」と呼ばれる古木とその世話に明け暮れる青年、直人・池内博之に出会う。「カリスマ」を破壊しようとする姉妹の姉・風吹ジュン、金で買おうとする男・松重豊。或る日、「カリスマ」を燃やされてしまった直人は、金を持って迷い込んできた風吹の妹・洞口依子を殺害し、面倒を看ていた女・目黒幸子を捨てて森を脱出しようとするが力尽きる。森を枯渇させる「カリスマ」を排除しようとした男・大杉蓮とともに植林作業に従事していた男たちは、自分たちに命令していた数人を殺害し森を出ていった。蓮池が見つけた新しい「カリスマ」は爆破された。

主人公は癒されようとして森に入っていくのだが、そこで出会った超然としていたはずの直人も「カリスマ」も、所詮は生身の人間と植物だった訳で、こうなりゃ自分で「カリスマ」を見つけようとする訳
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形式: DVD
刑事が足を踏み入れてしまった不思議な森。

そこの住民は何かにとりつかれている。一本の木をめぐり対立する住民たち、

そこでは何が真実なのか、何が正義なのか全くわからない。

しかし自らの価値観のみを信じた住民は争う・

そんな争いに巻き込まれた刑事も何かにとりつかれていくのだか、

それがあまりにも静かである。その静寂は余計にこの作品に不気味さと独特の雰囲気をかもし出している。理屈ではなく感性で見る映画。
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形式: DVD
これまでの黒沢作品よりずいぶん抽象的な作風だ。しかも監督自身が言っているように、作品が一切のジャンルに属さない。ホラーになったり、サスペンスになったり、と思いきやアクションがあって、それでいてコメディみたいな。ナンなんだ!?と嘆きながらも、その異様な世界観に引き込まれていく。

不気味で荘厳と思いきや、俗的で馬鹿げたやり取りが出てきたり、ワライダケむしゃむしゃ喰らって、ケラケラしたかと思ったら、半ば白骨化した死体が吊り下がってたり、驚くほど生々しいハンマー殺人がスローで延々行われたり。少しもこちらの想定内に収まらない演出だ。しかも登場人物たちのバックグラウンドがほとんど何も分からないまま物語は終始する。そもそもどう物語が始まって、終わっていったのかが、曖昧である。

一本の樹木を巡って、それぞれの人間たちがそれぞれの意見をぶつけ合い、間に挟まれた役所はどう現実を捉えたらいいのかと呆然とする。カリスマはマイペースに森を破壊し、逆に森はカリスマに歩み寄る。なんか今日の世界政治や宗教戦争みたい。一つ(もしくは一人)のカリスマが資源を略奪し続けているにも関わらず、人はそこに擦り寄っていく。そしてそれを囲む人間たちが、それぞれのファクターを抱えてカリスマや森を議論する。

法則を回復せよ。役所に与えられたテーマだが、あまりにも広大か
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投稿者 FSS トップ500レビュアー 投稿日 2014/12/17
形式: DVD
「CURE」で衝撃を受けたので、この作品も期待していたのですが、少々難解なシナリオ。

黒沢監督は、ホラーやサスペンスを撮らせたら日本で一番センスがあると思いますが、エンターティメントを意識するのが恥ずかしいのか、どうしても哲学的な小難しい勘考と共に、「何となく不気味な雰囲気」を用意するだけに終始して、解釈を曖昧にしてまうクセがあるのが残念。それは特にこの映画で顕著。

解釈に足るだけの暗喩には満ちてはいるものの、それを拾い上げて再構成するには、作品全体にイマイチ魅力が足りないように思います。まあ自分なりの解釈としては、「自己保身のために他者を犠牲にすることは正当化されるのか否か」というところでしょうか。根底に多分、監督なりの「戦争批判」と、それに対してどうにも出来ないニヒリズムのような感覚があるのだと思います。
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