正直、ここまでの本は久々に読みました。
自身も編集者の端くれであるので、興味を持って買いましたが、書かれていることを実践してみようとは一つも思えないくらいの内容の「浅さ」「根拠のなさ」「整合性のなさ」が散見していました。
具体的には、「問題の本質を即座に分析する」という力を付けるための13問の質問がよい例。特に何かの文献に当たっているわけでもなく、裏づけがあるわけでもなく、自分の感覚だけで作られたどうとでも捉えられる駄問の連続。「あなたは本山(ほんざん)に行って、本を買いますか?」などは、自分が本山まで買いに行ったということをただ言いたかっただけなのでは?と思えてしまう回答でした。
「タイトルが誇張されている本は買うに値しない」といったニュアンスのことを著者は言っていますが、完全に「カリスマ編集者」という誇張にだまされた印象です。