展開が、ページをめくる手を止めさせない。気になることといえば、上巻でも若干見られた傾向ではあるが、明らかに展開の軸、そして描写が性的であること。描かれている「カリスマ性」は「性」を強く意識したものであるため、それは避けられないのだろうが、本当に「セックス」をここまで重要視しなければならなかったのだろうか?
金と性に対する男たちの貪欲さの描き方が巧妙で、人間のもろさ、愚かさ、そして怖さが全編を通じて強烈に伝わってくる。人間とはしょせん、利己的な生き物にすぎないのだろうか。読後ふとそんなことを考えさせられ、不意に襲ってきたやるせない気持ちと恐ろしさに身を震わせてしまった。(つちだみき) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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しかし、話が進むにつれ人物描写がだんだん極端になってきて
共感ができなくなるし現実離れしてきます。
後半にかけて「いないよこんな人」という感じが徐々に強くなって
きます。例えば、重要な登場人物の一人・城山氏(夫)ですが確かに
気が弱い人物なのでしょうけれど「人気俳優の実物大の看板に気に入
らない上司の顔写真を拡大コピーして貼り付けてめちゃめちゃ殴る」
ってこんな人いますか?漫画みたいじゃないですか?
宗教がらみの内容は深刻なのですが、ドタバタコメディーを読んでい
るようです。
あまりにストレートな性的表現も内容を漫画チックにしている
要因か。
最後のどんでん返しなどは楽しめましたが以上の理由で星2つ。
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