高野潤さんの本「インカの蘭」が気に入ったのでこの「マチュピチュー天空の聖殿」を購入しました。
前著と同様に写真が豊富で地図等の資料も多くあるので文章を読み進むと、行った事もないマチュピチュですが、その空気と作者が辿った時間を肌に感じます。
まず風景の緑の色がとても深く豊かで目に飛び込んできます。
子供達の本当にあどけない表情や瞳も印象的です。
また山々や谷間を見渡せるインカ道等での霧の漂う風景を見ると、神々を恐れ敬った当時の人々の気持ちが理解出来る様です。
特に「虹のある写真」は過去の人も感じたであろう天空の不思議と 今を生きる私たちの永遠へと繋がる流れを思わせ この不安定な時代を生きる中で私に「生きる力」を与えてくれます。
インカの始祖伝説の岩山、住んでいた人々の食生活、埋もれていそうなインカの遺跡等についての文章にも引きずりこまれ、いつの日かマチュピチュを訪れたくなりました。