従来から長徳氏が展開されている論の延長線上に位置する本です。
氏の視点や語り口で今の写真趣味(カメラ趣味)の状況が語られており、
面白く読めるところはあります。
反面、
従来からある独りよがりの話の展開やクラカメ万歳の結論は相変わらずであり、
昔から氏の話が鼻につくと感じている人には同じ印象を残すと思います。
どなたかのレビューでもあったようですが、
まさに酒の席でのカメラ談義的な話の展開です。
最初のうちは同意できない点があってもまぁお付き合いできるが、
酒の進んだ第3章あたりになるとケンカになりそうな本です。
銀塩カメラ時代のヒエラルキーがデジカメ時代では崩壊してしまった、
などなるほどと思える点も多々あるのですが、
読後の印象は私としては残念なものです。