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5つ星のうち 5.0
もっとも面白いのがこの第3巻、エボ・デボの内容が新鮮です,
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レビュー対象商品: カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス) (新書)
訳書三巻シリーズのうち、もっとも面白いのが本巻である。細胞や遺伝子の知識の応用篇だから、新鮮なトピックが多い。特に第16章「発生における特異的遺伝子発現」と第17章「発生と進化による変化」は現代の生物学でもっともホットな分野となっている「エボ・デボ(進化発生学)」の解説であり、「エコ・デボ(生態進化発生学)」を提唱しているGilbert & Epelの「Ecological Developmental Biology」から取られた図も多い。発生学も生態学も遺伝子と進化の観点から説明できる時代になったのだなあと感慨深いものがあった。第14章「分子生物学、ゲノムプロジェクト、医学」の「ヒトゲノムの塩基配列から驚愕の事実が多数明らかになった」(訳書p.202)も見事な要約。 英語が多少読める読者にはLIFEのほかの章(第9版の英語版第2巻や第3巻)や前述のGilbertの本、ニュスライン・フォルハルトが一般読者のために書いたペーパーバック「Coming to Life」をお薦めする。
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ありがとう,
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レビュー対象商品: カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス) (新書)
前書きの翻訳者のコメントに、インターネットなどから安価(しかし玉石混合)の情報が氾濫する時代における、書籍としての学術書出版の重要性(とその購入によるコストの分配)の重要性が熱く語られています。翻訳者のコメントではありませんが、この時代に購入しやすい3分冊の形態で刊行してくれた出版社に感謝したいと思います。 カラーを多くした読みやすい紙面で構成されており、時折挿入される数行の一口コラムもトピックスに対する興味をかきたてる良いアクセントになっています。 最後に翻訳者に倣って、本書より次の言葉を引用したいと思います。 「どんなに学習がつらいものでも、無知のほうがずっと高くつく」
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
遺伝子治療と免疫システム,
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レビュー対象商品: カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス) (新書)
大学生物学シリーズの最終巻です。本書は、遺伝子治療や免疫システムの仕組みについて解説しています。あいかわらず、生命システムの精巧さには驚嘆させられます。私は生物学の門外漢ですが、全3巻を楽しく読み通すことができました。「驚かされる」からこそ、このシリーズを読破できたのだと思います。内容はそれほど簡単ではないと思います。わからないところも多々あります。それでも読めたのは、図解のわかりやすさもありますが、几帳面な説明によって興味を持続させられたからだと思います。それだけ、生命の仕組みというのは信じられないくらい驚かされる。そして、この生命メカニズムを育んだ数億年という「時間感覚」をあらためて認識させられます。遺伝子組換え作物とは、HIVとは、癌とは・・・最新(?)の生物学はこんなところまで来ているのか、と思うと、今後、人間はどうなっていくのだろうか、どんどん「改造」されていくのだろうか、不老不死は実現されるのだろうか、といろいろ考えさせられます。
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