解剖と生理がミックスされた教科書です。
第1章;呼吸器、第2章;循環器、第3章;消化管といった感じで、
臓器ごとの章立てになっています。
各章はまず臓器の肉眼解剖に始まり、ページをめくっていくと
顕微鏡レベルの構造や細胞内メカニズムまで解説されています。
これは、その臓器の構造を、マクロからミクロまでひとつづきに
眺められるという利点があります。
続いて、それぞれの構造が果たす機能について、生理学や生化学の
知識をカラフルなイラストとともに解説していきます。
イラストはどれもよく工夫されていて、医学書によくある
ワケのわからない図というのがありません。
そして、この本の最大の特色は、別のレビューにも書かれていますが、
ひとつのテーマを見開きで完結するように構成されている点です。
どこからでも読むことができ、講義前の予習に適していると思います。