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カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書)
 
 

カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書) [単行本]

宮下 規久朗
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

西洋美術史上もっとも大きな革新を成し遂げて近代写実主義の先駆をなし、レンブラント、ベラスケス、フェルメールら17世紀のほとんどすべての芸術家に大きな影響を与えた巨匠、カラヴァッジョ。殺人を犯し、イタリアの北から南へと逃亡の末に38歳で果てた「呪われた天才画家」の破滅的な生涯の足跡を追いつつ、各地で制作されたバロック美術の傑作の数々を紹介。劇的な明暗表現で描かれる幻視と聖性、その人間性と芸術の深奥を読み解く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮下 規久朗
1963年、名古屋市生まれ。神戸大学大学院人文学研究科准教授。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。専攻はイタリアを中心とする西洋美術史、日本近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 267ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2007/09)
  • ISBN-10: 4047034169
  • ISBN-13: 978-4047034167
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
お勧めです☆ 2007/10/15
形式:単行本
カラヴァッジョの世界的権威である著者が、サントリー学芸賞を受賞した『カラヴァッジョ』に続き出版したカラヴァッジョ入門書。
 本書ではカラヴァッジョの名画の見どころとその解釈を助ける知識とが平易にしかも的確に理解できるように書かれている。特に、著者が初めて作品とであったときの衝撃と感銘をおりまぜ、作品の崇高性、一番言葉にし辛いところを、ものの見事に表現されている文章は、バロック美術のみならず美術史全てに精通した著者だからこそ描き出すことのできる世界であり、圧巻である。
 また今回の作品は、著者と作品の初めての出会いのエピソードが沢山含まれ、大阪弁で裁判の陳述を描き出すなどおもわず美術の専門書を読んでいるのも忘れるくらい笑いにあふれるエキサイティングな内容である。
 神戸で大人気の著者の講演会を、ライブ感覚で楽しめ、『カラヴァッジョへの旅』という名の通り、美術史に精通しているかたは勿論、一般の読者が入っていくのにもとてもお勧めの一品である。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
カラヴァッジョは日本ではそれほど有名ではなくて、知る人ぞ知る画家だったのですが、最近ファンが増えてきたのか、本もいろいろ出るようになったのでうれしいと思っていました。この本は、カラヴァッジョ研究の第一人者が書いたもので、絵を見て回る旅行案内のようなものかと思ったら、生涯に沿って絵を解説して、また絵のある場所や雰囲気の説明もあるという感じで、とても読みやすいです。故郷のカラヴァッジョから始まり、ローマを経て、ナポリ、マルタ、シチリアの逃走ルートを順にたどっていて、実際に絵を見に行った気分になります。行ったことがある美術館とかも懐かしく思い出せました。とてもわかりやすいのにあちこちにとても深い内容がさりげなく書いてあり、なるほどなーって感動しました。ただカラー写真が少ないのは残念でした。私がもともとカラヴァッジョに興味をもっていたことをのぞいても、今まで読んだ画家の本の中で、もっともためになってぐいぐい引きこまれておもしろく読めました。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sato トップ1000レビュアー
形式:単行本
まさにカラバッジョの絵画への旅ができる本です。
●制作技術の変遷
●テーマ理解
●鑑賞のポイント
●カラバッジョの人間性
●現在絵画が飾られている(教会、美術館)状況

年代順に語られていて、筆者とともに「天才にして無頼漢」であったカラバッジョの人生をたどることができます。
それにしてもあの時代にあってかくまで精神性を捉えた絵画を描いた画家、その内面に迫る解き明しが素晴らしかったです。
第二次世界大戦で消失したカラバッジョの作品が惜しまれてなりません。
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