クラシック界の帝王と呼ばれた男、指揮者・ヘルベルト・フォン・カラヤン。
生誕100周年、没後20周年を迎え、今も世界を魅了してやまないその音の秘密を、脳科学者・茂木健一郎氏が読み解きます。
ザルツブルク・ベルリン・ウイーン。カラヤンゆかりの三都を旅し、茂木氏が辿り着いたキイワードは「レガート」。
音楽用語で「なめらかにつなげる」を意味するこの言葉こそ、カラヤンを成功に導き、現代日本に生きる我々に最も必要なことと喝破する。
レガート=ぎすぎすしない。なめらかに人をつなげ、出来事をつなげる力こそ、力強く人生を切り開く。
茂木健一郎選曲による「脳を育てるカラヤン名曲集全11曲」付録CDは、心地よく脳に響き、活力を与える珠玉の作品集です。
【 目次 】
口絵: 茂木健一郎が訪ねるザルツブルク・ベルリン・ウイーン カラヤン三都物語
序章: カラヤンという啓示
第一章: カラヤンの響き カラヤンへの覚醒 脳への贈り物
第二章: カラヤンの美意識 高貴なる野蛮さが生み出す純粋なる美
第三章: カラヤンのレガート 世界を魅了したレガートする(なめらかに繋げる)響き
第四章: カラヤンのミューズ 鏡としての音楽家 脳内のレガート 人生のレガート
第五章: カラヤンの遺産 レガートと現代日本 カラヤンのプリンシプルを人生に応用せよ
対談 大賀典雄 vs. 茂木健一郎 カラヤンと日本人 「今必要なのは、レガート=ぎすぎすしないこと」
終わりに そしてレガートは続く。
茂木健一郎選曲 脳を育てる名曲11 レガートの生命原理/楽曲解説/カラヤン年譜・参考文献
【 茂木健一郎選曲 脳を育てる名曲11 CD曲目 】
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
演奏=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1. ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調 作品125 《合唱》第3楽章
2. ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 第4楽章
3. ブルックナー: 交響曲7番 ホ長調 第1楽章
4. マーラー: 交響曲9番 ニ長調 第4楽章
5. マスカーニ: 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲
6. リヒャルト シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
7. ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》第1部<大地礼賛> 第4曲:春の踊り
8. シェーンベルク《浄夜》 作品4<管弦合奏版1943> 第4部アダージョ
9. リヒャルト・シュトラウス: 歌劇《ばらの騎士》作品59 第3幕~マリー・テレーズ!―私が誓ったことは
10. ワーグナー: 舞台神聖祝典劇《パルジファル》第3幕~聖金曜日の音楽
11. ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》第1幕への前奏曲「愛の死」