前半に収録されたモーツァルトの清々しい演奏とはあまりにも対照的な
重厚な“悲愴”がここに聴かれます。
比較的ゆったりとしたテンポの第一楽章は、
あたかも自らとベルリンフィルの歴史をかみしめる様な効果をもたらし、とても印象的です。
第四楽章はあまりにも壮絶で、聴き終えた後、胸が締め付けられます。
カラヤンは、その生涯に映像を除き実に6度以上もの悲愴を録音しています。
※N響とのモノラル盤なんかもありましたね!
一般的にカラヤンにしてはかなりアグレッシヴな1971年ベルリンフィル盤や
1977年のウィーンフィル盤の人気が高いようですが、
この盤も間違いなく私の宝物になりそうです。
カラヤンを始め、こんなにも素敵で価値ある録音にかかわった
全ての人達に感謝したい気持になります。