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カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
 
 

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

ドストエフスキー , 亀山 郁夫
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ドストエフスキー,フョードル・ミハイロヴィチ
1821‐1881。ロシア帝政末期の作家。60年の生涯のうちに、以下のような巨大な作品群を残した。『貧しき人々』『死の家の記録』『虐げられた人々』『地下室の手記』『罪と罰』『賭博者』『白痴』『悪霊』『永遠の夫』『未成年』そして『カラマーゾフの兄弟』

亀山 郁夫
1949年生まれ。東京外国語大学教授。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 501ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/11/9)
  • ISBN-10: 4334751172
  • ISBN-13: 978-4334751173
  • 発売日: 2006/11/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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63 人中、60人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
まだ全4巻のうち2巻め、ですので「確かなことは何も言えない」(作中人物の台詞より)ことを前提にしてのレビューです。

「いま、息をしている言葉で、もう一度古典を」これが光文社の同シリーズに掲げられたコピーです。

事実この「カラマーゾフの兄弟」の中で、登場人物たちは「現代風」の言葉遣いで会話、独白していて、地の文でも平仮名と外来語の割合が高いようです。

これを馴染みよいとするかどうかは、読者それぞれの感覚しだいですが、今までの訳でも十分口語体の勢いを活かしたものがあったと思います。

それにしても「亀山カラ兄弟」たちは若々しいです、…少々無理を感じるほどに…。

逆に言えば、もう少し時期が過ぎると古臭さにつながるかもしれません。

また、本文での注釈を減らし、巻末で「読書ガイド」が設けてありますが、読者にとって親切なのか不親切なのか、難しいところです。

30ページの長さで当時の教育制度、推察される貨幣価値についても丁寧に記されてあり、作品の背景を知るのに役立ちます。

反面、あまり強調しないほうが良いのでは?というところまで書いてあるので、初読の場合、亀山氏の主張に引きずられる可能性があります。

何度も読んだり、同作家の他作品にいくつもふれているうちに、「そこ」に思い当たったり、それから派生する事柄の解釈も、読書の楽しみの一つだと思うのです。

否定的に聞こえる感想ばかりを並べてしまいましたが、読み返したくなる部分もとても多いです。

かなり大胆な訳もあれば、慎重で無難な言葉をおいた箇所もあります。何通りかの邦訳を手に出来ることは、面白いものです。

この作品自体が大きなエネルギーを持っているので、おのずと多方面へ興味が広がり、読者それぞれの「カラマーゾフ」が生まれると思います。

続刊が楽しみです。
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25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ゾシマの教え 2006/12/2
形式:文庫
3度めのトライでようやく2巻読了。読書ガイドがとてもすばらしく、「カラマーゾフ」の世界がくっきりと目に浮かんできます。何といってもゾシマ長老の部分に感動しました。なかでも「謎の訪問客」が印象的でした。これまで、ここを読むのがいやで、挫折してきたのが、逆にここが何かとても崇高な感じがするのは、ゾシマ長老の言葉遣いの優しさでしょうか。すらすら読めるというより、ふんわかした感じがとても心地よい。ドストエフスキーのイメージがすっかり変わりました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 初めて読んでいるカラマーゾフの二巻目を読了した。まだ続きは長いわけだが、とりあえず強烈に堪能した巻であったことも確かだ。

 本巻では、やはり「大審問官」の部分に圧倒された。16世紀に蘇ったイエスキリストに対して、枢機卿である九十歳の大審問官が語り続ける場面は続けて二回読んだ程である。

 大審問官が描き出す人間とは自らの自由に耐えかねた弱い羊の群れであると僕は読んだ。「耐えられない自由」を賦課しようとするイエスに対して、大審問官は自らは既に悪魔と契約の上、そういう人間から自由を奪ってやることが人間の幸せなのだと主張している。

 こう書いた段階で、これが本当に正しい読み方なのかいまだに自信がない。それは僕自身がキリスト教の知識が不足しているので読解力に自信がないということもあるが、それ以上に、書いていて空恐ろしくなるからでもある。「天上のパン」か「地上のパン」かと問われたら、間違いなく後者を選ぶに違いない。そんな僕にとって、地上のパンを退けるイエスキリストという方は理解を超えている。その意味では再来したキリストを邪魔者扱いする大審問官への親近感の方が僕にあるような気がしてならない。

 
 しかし噂通りの凄い本である。まだ続きがあること自体がうれしい。これは久しぶりの感覚だ。
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投稿日: 8か月前 投稿者: князьモリタ
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“カラマーゾフの兄弟”前半のクライマックス、“大審問官伝説”の与えた衝撃というのはいまさら贅言を費やすまでもありません。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: raywayne
大審問官とゾシマの半生がすごい。
大審問官とゾシマの半生はそれだけでかなり完成度の高い小説として読める。
スメルジャコフの嫌な奴っぷりもよくわかり、面白い。
投稿日: 18か月前 投稿者: 33
これは面白い!
強欲で好色下品な父、フョードル・カラマーゾフ。放埒で堕落した生活から抜けられない直情型の長男ドミートリィ。大学出の秀才、合理主義者、無神論者を気取っている次男イワ... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: BooxJPN
後ろの読者ガイドが良い
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投稿日: 2010/3/7 投稿者: フルスピード
圧倒的な・・・
どのようにしたら文学的な解釈ができるのかは分からないが、自分なりに強く感じたことはある。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/27 投稿者: @K_Hara10
読み返したい部分はあり・・・
ある意味お正月の初詣にくらいしか「神」
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難しいかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/28 投稿者: 百地樹里
なんてエネルギッシュで、思いのあふれる本なんだろう
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にわか
まず通常の人間ならば新潮のほうを買ってるはずです。

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投稿日: 2008/11/21 投稿者: プーシキン
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