本のタイトルは,有名な童謡の一節をもじったものである。カラス研究の成果を通して,その「なぜ」のヒントを示している。
捕鯨禁止を謳っている国は多いが,頭の良さだけで判断するなら,カラスも捕まえるなという話になり兼ねないのではないか。人に害を与えることがある以上,実際にそんなことは無いと思うが,そういう想像をしてしまうぐらい頭のいい鳥だと思った。
いったい何が引き金になって,鳥類の中でも優れた脳を持つように進化したのか。「たかが鳥」が,そんないい頭を持つ必要があったのだろうか。いい頭を持っているのなら,糞を所構わず落とさずに,せめてトイレで用を足してほしいと思うのは,人間の勝手だろう。
見た目が良くないので悪者扱いされがちなカラスだが,その魅力的な一面を知ることができる。