「なんだか、懐かしい気がする」
私がこの写真集を見て最初に感じたのがこの気持ち。
何がどう懐かしいのか…。いきなり自分の記憶は子供の頃へ。
その頃見たもの、体感した事、親類縁者、大人の人たちから聞いた話などなど、その想いはいろんな所へリンクしていく。
私の子供の頃の遊び場と言えば、神社、お寺、学校、何もない時の田んぼや畑……。
この写真集に出てくる風景、厳粛に執り行われている行事の雰囲気、それに関わる人たちの顔、そこで暮らす人々の姿……。
親戚の家で昔のアルバムを見せてもらったような、そんな気分。
大人になった今、私自身、この写真集に出てくるような、神仏と関わる事を身近に感じる生活を送っているのか?……というと、そうでもない。
でも何故かこういう事を漠然と「知っている」という気がしてしまうのは、ここに出てくるような事柄をとても自然に「心」と「身体」で感じとっていたという事なのでしょうか。
「カミサマホトケサマ」
この一冊は、親から子供へ引き継がれていく大切なアルバム……そんな存在のような気がします。そして、もちろん今の私にとってもこの一冊は、とても重要で大切なアルバムとなりました。