前作の
付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)は短編集のような構成でしたが、
新作のカミオロシ第1巻は、ストーリー1本の伝承系ファンタジックホラーです。
主人公の玖流は、学年トップの秀才だが孤高。
ヒロインの識読は、学年次席の美女。(しかし彼らの過去には、、、。)
そして、二人は幼馴染で皮肉の応酬が、、、。
そこに、玖流の双子なのにショタな弟が混ざります。
テーマは「おまじない」。
神社の体験学習として、彼らと恋心を抱く男女が神社で合宿。
他愛ない恋愛成就のおまじないが一転、不可解な死をもたらす。
果たして、事故なのか、事件なのか、、、それとも呪い?
1巻ながらにして、このスリル満点の展開は流石の御堂先生ですね。
独特の世界観も健在ですし、玖流と識読の掛け合いも面白い。
そして、起こる事象は現実のものとして捉え、そこに立ち向かう玖流たち。
(展開が気になりすぎて、通し読みしてしまいましたw)
ラノベでミステリーをちゃんと描ける方は稀なので、次巻も楽しみです。
最初は表紙のイラストに抵抗がありましたが、挿し絵の方が美麗なのでは? By月