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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
虫好きにとっては疑問,
By 豆工房 "ハナマメ" (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カマキリは大雪を知っていた―大地からの“天気信号”を聴く (人間選書) (単行本)
カマキリの卵嚢は、雪に埋もれても大丈夫なんですけれど、その事例が具体的に検証されず、卵嚢は雪に埋もれると死んでしまうと言う前提から始まっている。データなども自身の都合の悪い物は削除し、都合の良い素材だけを集めて計測している様な感じは否めません。目の前にある事実に目を閉ざしている感じは有りました。 著者も博士号をおとりになっていますが、生物学や自然科学ではなく、工学系の博士号なのが良く判りません。 おそらく一番の残念な点は、著者に適切なアドバイスをすることが出来る人物が近くにいなかったのだろうと言うことです。どうして様々な疑問を自分の理念に向けさせることが出来なかったのかと思います。著書の中の探求心を自分に向けられたなら確固たる物になったと思います。 そうなると普通は、タイトルが変わってしまうと思います。 軽く読めてしまう本なので、中学生でも読めますが、カマキリに関して初めての本には向いていません。エッセイとして、その探究心を伝えるのなら、いいかもしれませんが、ちゃんとした事実も伝えないといけません。
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
僕らはみんな地球の仲間!?,
By 松山真之助 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カマキリは大雪を知っていた―大地からの“天気信号”を聴く (人間選書) (単行本)
本書は、カマキリの生態観測(具体的にはカマキリが卵のうを作る位置と積雪の関係の観測)から、地球の不思議に迫るライフワークのお話。酒井さんの科学的アプローチはとてもワクワクする。 仮説と検証、統計処理、科学的な考察・・・カマキリという身近な昆虫を通じて、地球や自然の不思議を知ることができる。すばらしい科学読本だ。 植物(樹木)は地球の微妙な振動を感知し、樹木の中を流れる水の流れや保水の状態を変える。それの振動をハチやカマキリは聞き分け、未来の天気変動を予知する。それによって生命の保存を図るため、卵のうをつける場所を年によってかえるのだ。 カマキリの産卵は、初雪のおよそ3ヶ月前だという。1ヶ月前でも5ヶ月前でもない。この3ヶ月というのも実はヒミツがある。フレミングの法則、地球ダイナモ説などとあいまって、非常に興味深い考察がある。(詳しくは本書でお楽しみを!) うーん、僕らは地球人なんだ。カマキリも植物も人間もみんな同じ星に住んでるんだぁ・・・って思える本である。 カマキリは嫌いだって方も、ぜひ!読んで欲しい。(電気工学を学んだ方は、ぜったいハマルね。)
5つ星のうち 5.0
カマキリの予知能力の根源とは……,
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レビュー対象商品: カマキリは大雪を知っていた―大地からの“天気信号”を聴く (人間選書) (単行本)
農文教は地味だが興味深い本を出す出版社である。本書もその一つ。 在野の研究者が、年に一度しか取れないデータを40年にも渡って集めて 「カマキリは大雪を予知する」という民間伝承の研究に挑んだ。 雪が深いと予想される年にはカマキリは必ずといっていってよいほど、 その年の積雪より、高い位置にある枝に卵を産み付ける。 卵は綿のような鞘に収められるような状態で産み付けられる。 この説は俗説だとする研究もあるようだが、 果たして、著者がたどり着いたカマキリの予知能力の根源とは……
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