みなさんの評価は悪いですが…
私は今まで吉住渉作品すべて読んでいます。内容問わず
作者で買ってしまっています。
前作「スパイシーピンク」があまりにもイマイチだったので、
それと比べてしまうのですが、私はちゃんとうまくストーリーが
まとまっていて、「今回は買って良かったな」と思えた作品です。
主人公の魅力として、「心の動き」「行動」も大きな要因になると思いますが、
そういうものは彼女の今までの作品の中でも、また漫画界全体でも、
出尽くしている感じがします。
あえて自分の気持ちをぎりぎりまでぶつけず、ずっと我慢している主人公
に、リアリティを感じたのは私だけでしょうか…
女の子みんなが、自分の意見を相手に伝えられるような、そんな強いものじゃなく、
思いのまま行動に移せるわけでもない。弱い女の子のそんな一面を描いた点で
この作品は評価できると思うし、なにより自分もそういう面があるので、自分と重ねて
思わず泣けました。
弱い部分を持っている女の子も、強くなれるんだと、ラストは希望を持たせる感じで
終わっているのも良かったです。