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カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語
 
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カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語 [単行本]

アスネ セイエルスタッド , Asne Seierstad , 江川 紹子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

欧米に衝撃を与えたイスラム社会の現実!女には、埃を食べ続ける人生しかないのか!タリバン政権崩壊後、カブールのある書店主一家と出会い、その家族と生活を共にした白人女性ジャーナリスト。そこで彼女が目にしたものは―。

内容(「MARC」データベースより)

タリバン政権崩壊後、カブールのある書店主一家と出会い、その家族と生活を共にした白人女性ジャーナリストが目にしたものは…。欧米に衝撃を与えたイスラム社会の現実。

登録情報

  • 単行本: 373ページ
  • 出版社: イースト・プレス (2005/7/1)
  • ISBN-10: 4872575784
  • ISBN-13: 978-4872575781
  • 発売日: 2005/7/1
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
実に実に良い本です。実に面白いんです。とても面白く、興味深く、それでいて沢山の問題提起が含まれている、非常に素晴らしい本だと心底思います。
新聞の書評を見て、すぐに買ってみました。著者の名前も知らないし、翻訳の江川さんの名前をみて「あのジャーナリストの?」と不思議に思ったくらい何にも予備知識がないまま読みました。370Pくらいあって、長編です。ずっしりきます。それでも、あっという間に読み終えてしまうほど、続きが気になって仕方ないほど、面白いんです。
中身は、女性ジャーナリストがアフガニスタンのとある本屋の家族と生活を共にし、家族の様子を様々な視点からまとめたノンフィクションです。アフガニスタンの女性といえば、「ブルカ」と呼ばれる頭から体をすっぽりと覆うもののイメージが強いですが、ブルカの背景や、ブルカを脱いだ時の、本来の女性の姿がとてもリアルに描かれています。ブルカは女性蔑視の象徴とも思えますが、イスラム社会における女性の扱われ方が非常にリアルに、そしてあからさまに描かれていて、何も知らない私にはかなり衝撃的です。男性中心の社会において、イスラム女性たちがいかに虐げられているか、そして、どれほど自由が奪われているのか。男女平等が進んだ日本でのほほんと暮らしている私には、読んでいて辛く、衝撃的で、そして理解に苦しみ、憤りを感じることが沢山ありました。
この本ではイスラム女性の生活が中心になってはいますが、アフガニスタン情勢や、国際情勢、イスラム教など、様々な内容も含まれ、複雑で分かりにくい問題が、すーっと理解できるようにもなっています。江川さんの翻訳は思った以上に読みやすく、初めての翻訳とは思えないほどです。
とにもかくにも、素晴らしい本だと思いました。自分ひとりが読んでも世の中の何が変わるわけではないですが、ぜひとも一人でも多く(特に男性)の方に読んで欲しいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:単行本
最近ニュースを目にすることはないが、今アフガニスタンはどのような状態になっているのだろう? 着々と平和の礎が築き上げられていることを祈りたい。また女性たちの立場が開明的に変化の兆しが訪れていることも。本書はノルウェイの女性ジャーナリストがアフガンの首都カブールで本屋を何軒も経営する一家のアパートに居候をして、彼ら家族の生活を赤裸々に描いたノンフィクションである。かなりプライバシーに踏み込んだ内容にも言及されているので、すごいなあと驚いていたら、訳者あとがきによると後からクレームが来たそうである。欧米の価値観に慣らされた者からすると、アフガンの文化・風俗・習慣はかなり異質である。でもイスラム圏の人々から見たら、私たちも奇異に映るのだろうな。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
1975年にアフガニスタンを旅した私にとって、この本は題名だけでも充分に魅力的でした。しかし、内容は実際に現地を見た者にとっても、受け止めるのが苦しくなるようなものでした。

イスラム社会の女性について書かれた本は何度か読みましたが、実際に生活を共にしているような錯覚を起こしたのはこの本が始めてです。

そして、著者が書いている「一家から、それはそれは大事にしてもらったし、一家は実に親切できさくだった」という感想は、私がアフガニスタンを旅行したときの印象そのままです。一日も早く、当時の平和が戻って来ることを祈らずにはいられません。
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