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カフーを待ちわびて
 
 

カフーを待ちわびて [単行本]

原田 マハ
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

沖縄の離島・与那喜島で、雑貨商を営みながら淡々と暮らしている友寄明青(35)のところに、ある日「幸」と名乗る女性から便りがやってきた。明青が旅先の神社に、ほんの遊び心で残した「嫁に来ないか」という言葉を見て、手紙を出してきたのだ。
「私をお嫁さんにしてください」
幸からの思いがけない手紙に半信半疑の明青の前に現れたのは、明青が見たこともないような美(チュ)らさんだった。
幸は神様がつれてきた花嫁なのか?戸惑いながらも、溌剌とした幸に思いをつのらせる明青。
折しも島では、リゾート開発計画が持ち上がっていた。反対する少数派だった明青も、幸が一緒なら新しい生活に飛び込んでいけると思い、一大決心をする。
しかし幸には、明青に打ち明けていない秘密があった。

内容(「BOOK」データベースより)

「嫁に来ないか。」きっかけは絵馬に書いた願い事だった。沖縄の小さな島に住む明青のもとに神様が花嫁をつれてきた。やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作。

登録情報

  • 単行本: 283ページ
  • 出版社: 宝島社 (2006/3/20)
  • ISBN-10: 4796652124
  • ISBN-13: 978-4796652124
  • 発売日: 2006/3/20
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.7 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 238,286位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
沖縄のゆったりとした雰囲気と、突然はじまった幸との生活の中ではぐくまれる明青の恋の速度がリンクしているようで、こちらも読むというより見守るような、そんな優しくゆったりとした気持ちで読み進めることが出来た。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
南の島の主人公と本島からやってきた女性とのラブストーリー。

確かに2人の物語としてだけ読めば、良い作品なのだが、

読み終わったあとに気分は晴れず、かえって悪くなってしまった。

それは、物語のなかにリゾート開発は人々を幸せにするという

人間(作者)の傲慢さがにじみ出ているからだと思う。

その気分の悪さは物語の後半で主人公に開発に反対していた自分を

反省させるくだりに最高潮に達する。

人間“だけ”が幸せになれば、海や山が破壊され汚されてもいいの

だろうか?

過疎化が進み人がいなくなり島が元の持ち主に返される。それが自然

の摂理ではないのだろうか。

読み進むうちに島の情景や神が近くにいる生活が感じえられる物語。

リゾート開発はその総てを打ち砕く。

一度壊した自然は二度と同じ姿には戻らない。

2人が島に帰ってきても幸の好きだった島はもうそこにはない。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
美しい恋愛小説。(どっかのソーリの言葉みたいですが)
読んでいる時間をとても楽しめる小説でした。
天女のように突然やってくる女性。
みずみずしくのびやかで
その描き方がとても素敵だなあと感じました。
こんな子に会ってみたい!
自然とそう思いました。
主人公の心の葛藤、心のひだの描き方もうまい。
そして、その勢いでハッピーエンドの頂点へと向かう。
が、おとぎ話はここで一気に暗転する。
これがやはり現実、現代の恋愛小説だよなと思いつつ
次への展開を期待する。
そして、物語はもう一回転。
手紙による全ての謎解きは
ちょっとあっさりしすぎた印象もあったが
結末を見させない、
いえ期待させる幕引きは
「待ちわびる」思いを募らせる演出として
ボクは好意的に感じました。
今年、読んだ恋愛もので一番好きな物語でした。
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