第二弾は過去の話。
一弾はオムニバスでしたが、二弾は5人(店員3人+マスター+達也[前回のキーパーソン・楽の父])の過去が一本にまとめられていて、オムニバス慣れしてない人にも観やすいのではないでしょうか。
ただし、ファンタジーな作りになっているのでリアリティを追求する方にはおすすめできません。
接客中踊るなとか、カフェで琴弾くなとか。(苦笑)
そういうディテールの部分でなく、物語の中に描かれるもっと大切な部分を感じながら観て欲しい作品です。
時間軸の交差が心地よいので見辛くはないはず。
一作目を前提に話が進んでいくので、観てなくても話は分かりますが観た方が更に面白いと思うのでまだ観ていない方は是非。
(一作目の方がファンタジー色強めです。)
響が楽を何故邪険に扱ってしまったのか、マスターと達也の友情、カフェのあらましなど、一作目で気になりながらも描かれなかった部分が二作目に描かれているので二作目を見ると一作目のメンバーの行動や話がよく分かります。
台詞の一言一言に無駄がなく、意味を持たせてあるのでちょっとした一言も流さず観て欲しいですね。
キャストとしては、新メンバーの若い頃のマスターを演じた中村倫也くんがいい味を出しています。
マスター独特の雰囲気を出しながら若さゆえの純粋さや迷いが出ている好演です。
馬場徹くんの(当時)19歳にして初の父親役もみどころです。
マスターと達也の友情の描かれているところは、飄々としたマスターだからこそその陰に隠れた想いや後悔が胸に染みます。
理屈を捨てて感覚で観て欲しい作品です。
この作品のノスタルジックさ優しさ温かさに素直に心を開けば、泣けるいい作品です。
ビビッドではない、でもセピアでもパステルでもないこの作品の持つ独特の色に癒されてください。