大財閥の御曹司である主人公は、設定上人徳がないということになっていますが、
それ以上に強烈な個性を持ったバイト先の先輩たちに、すらっとツッコミを入れているあたり、
人付き合いに関してはとくに問題は見受けられないキャラです。
しかしエリート育ちゆえの突拍子もない行動、発言をすることはしばしば。
それにより、自分よりも幼く見える先輩(年齢不詳)に、侮蔑され怒号を受けることになる。
だが彼の、自分は高いポテンシャルを持っているのだというエリート意識と、
思い切り上から目線で、しかも年下に見える先輩から厳しく指導されることに疑問を抱くことから、反発する。
事実、彼は元々エリート教育を受けているだけあり、一度指導されればカフェでの雑用を難なくこなすことができる。
このことに更に不満を募らせた先輩が一層キレたり、弱気になったり…
この二人の互いに全く譲らない駆け引きが面白いです。
そしてそこへ大人な先輩が来て、止めてくれたりすることで、
主人公だけでなく他のキャラたちも一緒に学び、成長していく物語。
それはもちろん実務とかではなく、この作品の根幹にある、
人が生きる上で本当に必要な人徳、いわば協調性というものをカフェの先輩達と触れ合うことで感じていくのです。
挿絵について
話の展開上はエロ要素はそこまで多くないのですが、目次の前のカラー絵がちょっとエロい。
ヒロイン4人のうちの2人の絵が際どく、あれは間違いなくパンtを履いていませんね、はい。