出版社 / 著者からの内容紹介
この絵本は友人同士の画家の元永定正さんと、文の金関寿夫さんが「絵本をつくろう」という話から生まれました。センスのいいすぐれた訳考として知られる金関さんは、自分に何ができるか、と考えられた末に、種々な民族の言葉と、ご自分の創作の言葉をコラージュふうに並べるやり方で絵本のテキストをつくられました。こうして、“日本語を超える”言葉あそびのテキストが生まれたのです。そこに、モダンアートの第一人者の元永定正さんが、自在な色彩と形の、それは楽しい絵をつけられました。そして4年前、月刊絵本の「こどものとも」の一冊として刊行された時に、子どもたちの爆発的な支持を得たのです。「わけがわからない」という大人たちの戸惑いを尻目に、子どもたちは、ことばの多彩な響きを楽しみ、となえ、そして笑いながら、ころげながら、この絵本を自分たちの宝物にしていきました。「カニツンツン ビィ ツンツン ツンツンツンツン」アイヌの人たちが聴きとった鳥の声でこの絵本は始まります。
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
内容(「BOOK」データベースより)
この絵本のことばは、作者の金関寿夫さんが、ご自身で創り出したことばと、様々な形ですでに存在していることばの響きとを、自在に組み合わせてできたものです。
内容(「MARC」データベースより)
カニ ツンツン ビイ ツンツン チャララ-。わけのわからない言葉のコラージュと、楽しげな色彩、不思議な形の絵が織り成すユニークな絵本の世界を、子どもたちは味わい、喜び、口に出し、そして笑いながら楽しみます。
著者について
金関寿夫(かなせきひさお)1918~1995年島根県に生まれる。同志社大学英文科卒業。神戸大学、東京都立大学などの教授を歴任。ガートルード・スタインの詩、北米・インディアンの詩の紹介などをとおして、現代における言語芸術の可能性を探求する。主な著書に『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社刊)、『現代芸術のエポック・エロイク』(青土社、読売文学賞受賞)、訳書に『おれは歌だ おれはここを歩く アメリカ・インディアンの詩』(福音館書店刊)、『今日は死ぬのにもってこいの日』(ナンシー・ウッド著・めるくまーる社刊)などがある。元永定正(もとながさだまさ)1922年、三重県に生まれる。1955年、「具体美術協会」に入会(会は'72年に解散)以後、モダンアートの世界で、国際的に活躍。1964年、1965年、現代日本美術展にて優秀賞受賞。1983年第4回ソウル国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞。同年第15回日本芸術大賞受賞。著書に『天風浪々』(榊莫山との対談集・美術出版社刊)、『元永定正作品集1946-1990』(博進堂)、絵本に谷川俊太郎との共作『もこもこもこ』(文研出版刊)、山下洋輔との共作『もけらもけら』、自作の絵本に『ころころころ』『がちゃがちゃどんどん』(以上福音館書店刊)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金関 寿夫
1918~1996年。島根県に生まれる。同志社大学英文科卒業。神戸大学、東京都立大学などの教授を歴任。ガートルード・スタインの詩、北米・インディアンの詩の紹介などをとおして、現代における言語芸術の可能性を探求する
元永 定正
1922年、三重県に生まれる。1955年、「具体美術協会」に入会(会は’72年に解散)以後、モダンアートの世界で、国際的に活躍。1964年、1965年、現代日本美術展にて優秀賞受賞。1983年第4回ソウル国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞。同年第15回日本芸術大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1918~1996年。島根県に生まれる。同志社大学英文科卒業。神戸大学、東京都立大学などの教授を歴任。ガートルード・スタインの詩、北米・インディアンの詩の紹介などをとおして、現代における言語芸術の可能性を探求する
元永 定正
1922年、三重県に生まれる。1955年、「具体美術協会」に入会(会は’72年に解散)以後、モダンアートの世界で、国際的に活躍。1964年、1965年、現代日本美術展にて優秀賞受賞。1983年第4回ソウル国際版画ビエンナーレでグランプリ受賞。同年第15回日本芸術大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)