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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
読む価値なし,
By
レビュー対象商品: カニバリズムの系譜―なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。 (単行本)
以下、読後の感情のままに書くことを斟酌してほしい。残念ながら、個人的にはこの本は読むに値しない。 食人に関する深い洞察や資料、体系的なまとめ、心理面への切り込み、周辺分野への言及、 といった内容を期待しないほうがよい。 本書はじつに薄い内容がおおく、どなたかが前述されているように、"エッセイ"のようであった。 感想をひとことで言えば「不愉快」。 カニバリズムに対する倫理的な不快感ではない。 "根拠の薄弱な情報"、"著者自身の偏見"、"挿入される会話文体"、"印象操作"といった、個人的に大キライな「書き方」に対する不快感である。 「ブログでやれ」と何度も思った。 カニバリズムに対して自分自身が色眼鏡で見ていることに著者は気づいていないのだろう。 偏向した知識や思想に惑わされたくないのならば、本書は読まないことをオススメする。
26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
前半はかなり面白いけれど,
By ずみとし (北九州) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: カニバリズムの系譜―なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。 (単行本)
後半ちょっとずつ資料や解釈が怪しくなります。孔子が人肉を食ったってどこの資料ですかな。 弟子は漬物にされたかしらんが、孔子のうちにあったのは単なる「肉の漬物」で人肉ではないと思うよ。 宮崎勤が骨を食ってたというのも、「骨噛み」というのは日本では珍しくない風習で「人肉食」とは別モノです。 魯迅の「狂人日記」における人肉食は儒教の象徴で、字義どおりにとっちゃいかんよ。これは儒教批判の本だ。 参考文献もいわゆる二次資料ばっかりだし、 まあ、おもしろいエッセイでした、という感じです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
最低。星ゼロかマイナスが無いので一個です。,
By
レビュー対象商品: カニバリズムの系譜―なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。 (単行本)
まず、この本だが著者は真実を書くつもりが全く無いらしい。ゾッキ本の類から引き写しを恣意的に行い 妄想が付け加わっている。テーマが人類のタブーに触れる事柄ゆえ、事実を正確に幅広く渉猟し記載すべきと思うが全く著者には、その自覚が無い。前半部分の北朝鮮やソ連も噴飯物で本当に食人騒ぎが起きたのは「革命前」の1919年、ウクライナ近辺の飢餓である。これは当時のリアルな写真(食人全書P174)が残っている。子供の上半身と女性の頭部の写真が有ったので世界中で怖気を奮ったわけである。革命後はひたすら隠したから何十万人死んだかも不明だし、それ以上大量に銃殺している。飢饉どころではない。有名過ぎるエド・ゲインの事件では最初に暴走した米国マスコミが「ヒトを食った」報道をしたのは事実だが、実際には人肉嗜食は未確認だ。検事の挙げた罪状にも含まれていない。こんな事は普通のゲイン本ならどれでも書いてある事だ。彼がやったのは墓場から死体を盗んできて皮膚や骨を利用した作品を作った事と二(三?実兄殺し、本人否定)件の殺人である。食う為ではなく皮膚や骨を利用したかった。彼が望んだのは「パートタイムで女性になる事」だった、その為の呪術的行為=月夜の晩の行進が乳房付人皮ベストや人皮太鼓と骨バチだった。ゲインを扱った書籍は数多くあるが「オリジナルサイコ」ハロルド・シェクターをお薦めする。人肉嗜食犯ならアルバート・フィッシュ、カール・デンケ、ジェフリー・ダーマーだろう。煮込んでいる現場を見つかったのはデンケだしフィッシュは少女をシチューやローストにしたと自白している。ヨアヒム・クロルは人肉が主食だった疑いが有る。ジョン・ジョージ・ヘイは「血を飲んだ」と言うが人血には催吐作用が有る。精神異常(吸血鬼)を装い死刑を逃れようとしたが無駄だった。 また日本でのケースが佐川一政氏だけで、原典が日本語なのに記載が間違いだらけだ。なので「狂気の殺人・ジョン・ダニング」をお薦めする。更に扱うべき「二次大戦で南方に送られた兵士達の悲惨な体験」や「ヒカリゴケ事件」は無視。一応野口男三郎@臀肉切事件には触れているが「ハンセン氏病」の特効薬としてのカニバリズムについては無視。臀肉は義兄-野口寧斎を治す為スープにしたと男三郎は言う。また「大脳を含む頭蓋の丸ごと黒焼き」とか「火葬時採取する人脂」とか扱うべき項目を無視。山田浅井右衛門のウラ家業「人胆」も無視。これらはハンセン氏病のみならず「労咳」にも効くと思われていた。更に高価な「ミイラ」も無視。江戸時代には随分と生々しい偽物も輸入された。「しゃばけシリーズ」でも扱うぞ。 更に「凌遅の刑」についても全く根拠の無いデタラメ連発である。執行している時に切り取った肉を売って目の前で他人に食わせる?聞いたことがない。切り取った肉は横に有るザルにきちんと並べて置いていくのだ。また切る順番もきちんと決まっている。更に「文革」の時の記載に「生きたままの人間から臓器を取り出す時は体内の血が熱くて手で取り出せない」??って何それ?人体発火現象ですか?とすると手術室は阿鼻叫喚の巷になるな。 「人の脳は激怒した際 地球上のどの毒蛇にも勝る毒素を出す」?? 自分は医師をして三十年近くなるが脳外科医が毒で死んだって聞かないな。 この本をブログの与太噺に例えられた方がいるが、斯様な噺を扱うマニアの方々は、こんな酷いデタラメは書かないと思われる。この本は古本屋のワゴンセールでなら買う価値が有るかも知れない。
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